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2018.02.15 Thursday

日本人でいましょうか、どうですか?:フクシマ4号機の深層

本ブログは、2月9日のブログの続編です。フクシマ4号機のもう一歩深層に迫りますので、前編をお読みいただいた方がよろしいかと存じます。

フクシマからのプルトニウム239やウラニウム234などの放射線被害に苦しむロナルドレーガンの水兵さんたちを支援する英文ブログには微妙な点があるので書かなかったことを述べます。

フクシマから放射能が飛んできたプルームに三つの波があるのはこのグラフの通りです。
4号機で時間1000ミリシーベルト以上だったので冷却プールの検査をあきらめた15日に放出された放射能プルームが二つ目の山16日です。そこにプルトニウム239が大量に含まれていました。そして、三つ目の21日の山がアラスカで測定されたウラニウム234が混じったプルームの山と思われます。

アメリカ環境庁が3月24日にカリフォルニアでプルトニウム239、4月1日にアラスカでウラニウム234の大気中濃度が急上昇しているのを確認していますから、第二の山と第三の山の違いは述べた通りです。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前編では、ウラニウム234も最も危険なアルファ波という程度に留めました。今回は、その謎を解き明かします
ややこしいかもいれませんが、ちょっとの間だけ我慢してください。
ウラン鉱石精製過程の濾過液から得られるウラン含量の高い粉末をイエローケーキと呼びますが、その99%以上がウラン238という同位体です。同位体(isotope;アイソトープ)は、同一原子番号を持つ]ものの中性子数が異なる核種を言います。
ウラン238は半減期が40憶年以上で無害と言われています。その中に微量に含まれるより放射性の強いウラン235を濃縮して原子力発電燃料用(20%程度)や原子爆弾用(90%以上)にするのですが、ウラニウム234は微量どころか0.0055%しか存在しないものなので、アラスカで観測されるのは不自然です。前編で紹介した、プルトニウム239の粒子800万個以上を測定した東海村のIAEA研究所も、高い濃度のプルトニウム239と非天然のウラニウム234が何故フクシマから飛んできたのは説明がつかないと言ってます。
何かの所為で含量の高いものがあって、そこから放出されたのではないか疑問に思うのはごく自然です。

もう一つだけ大事なことですので。

普通のプルトニウムと原子爆弾に使うプルトニウムは名前は同じですが別物と考えてください。

原爆に使うものは、プルトニウム239という同位体が90%以上。大体93%ぐらいで、核分裂を邪魔するプルトニウム240の含量を低くした特殊なものです。それを兵器級プルトニウム(Weapon grade plutonium)と呼びます。
日本に48トンぐらいのプルトニウムがありますが、そのまま原爆に使える訳ではありません。
私自身は、4号機に兵器級プルトニウムがあるのはわかってました。それを書いた2014年7月20日のブログはグーグル検索されないようにされ、インターネットエクスプローラ、クローム、ファイアフォックスの三大ブラウザからのアクセスをブロックされました。今でもそうです。インターネットエクスプローラは穴があるらしく、そこを経由したアクセスはぼちぼちありますが、クロームは完全にブロックされてます。
3年半前から要注意人物なんですね(苦笑)。でも、そういうことをやられると何を?と思う性格ですから益々知りたくなる。放っておかれたらここまで来なかったと思います。そういう意味ではブロックに感謝ですね。
実は、この兵器級プルトニウムの話が微妙なのでアメリカ人である被爆された水兵さん対象の英文ブログには触れてません。話を進めます。
アメリカとロシアは兵器級プルトニウムをたっぷり持っています。
2000年に両国は、余分な兵器級プルトニウムを削減しようと合意しました。
兵器級プルトニウムに劣化ウランを混ぜて原発に使う新しいタイプのMOX燃料を製造してプルトニウム239の含量を少なくして、それを原発で燃料棒として燃やして、そこから兵器級プルトニウムを作れなくしてしまうという合意です。
(注)劣化ウランは、ウラン235の含有率が天然ウランの0.720%より低くなったものと定義されています。先ほど述べた原発用ウラン235は20%程度、原子爆弾用は90%以上にというように含量を高める作業を濃縮と云いますが、その作業の副産物として生成されるものは、ウラン235の同位体存在比(234ウランなどの他の同位体全体の比)が0.2から0.3%と半分未満だそうです。これから考えるとアラスカでウラニウム234が高い理由はやっぱり別の原因があるからに違いないと思います。そのためにもう少しアメリカとロシアの削減合意の成り行きを見ます。
その新しいタイプのMOX燃料製造のためにアメリカは新しい工場を新設しました。サバンナ・リバー・サイト。

ロシアはこれまで地図に載せなかった場所の岩盤の下200メートルのトンネル工場。

ところが、サバンナ・リバー・サイトのウェブサイトを見て疑問に思ったことがありました。経費のカーブです。

2006年からの経費の伸びがおかしい。普通は、オレンジのカーブを取ります。何故かなと調べてみると、アメリカは、ロシアのやり方ではもっとプルトニウムが増えると疑ったらしい。それで話し合いをやり直し始めたのて工場の活動が鈍化したというのがわかりました。

高速増殖炉は拙いから高速中性子炉じゃなきゃならんとか、私には難しすぎてわかりませんが、まあ、そういう類の話で、2000年の合意内容を変えた訳です。それが、2010 Protocol。製造方法の変更です。

ここに、「高速中性子炉に切り替えることに批判の声が大きい」というのを記事から引用しましたが、これを念頭に置いてください。

こんな製法に関する問題があったのかと思いながらいろいろ調べていくと面白い記述に出会いました。
新鮮な劣化ウラン”って、刺身か?ですよね。でも、電子が飛び出して放射能を出して別の原子に変わる(それを崩壊と云います)訳ですから、活きのいいやつかどうかということなんですかね。
笑っちゃいましたが、そこに、ハッとした説明がありました。
再処理したウランを濃縮したばかりの新鮮なものにはウラニウム234の含量が多いと。
この記述はすべて英文ブログに出所を明記しています。
そうするともう一度ちゃんと見なきゃならないなとなります。
4号機の炉心の燃料棒は使用済み燃料冷却プール(Spent Fuel Pool:SFP)に移されて、炉心は運転が止まっていたのです。IAEA テクニカル・レポートにそうあります。2010年11月30日以後運転停止。フクシマ地震の4か月前から止まっていたということになってます
しかし、事故後、何も行われていなかった空の筈の炉心にも設備冷却プールというのにも熱の発生が見られます。

原子炉の構造です。(東電の資料から)

そして、これです。真ん中から白い蒸気みたいなもの。3月24日。

位置合わせしてくれた人がいます。炉心から白い煙が上がっている。燃料棒を取り去った後の炉心から。

英文ブログに、炉心で兵器級プルトニウムに混ぜる劣化ウランを製造するために使用済みウランの濃縮を行っていたのではないのか、設備プールに熱があるのは、ウラニウム234の含量が多くなった新鮮な劣化ウランを貯蔵していたのではないのかと指摘しました。
そうでなければウラニウム234が飛散してきた理由がわかりません。
ウラニウム234が放出されたのは事実です。4号機の使用済み燃料プールにあった未使用の新型燃料棒は兵器級プルトニウムと劣化ウランから製造した新型MOX燃料棒だったのだろうと推測して検討を続けました。そう推測(仮説)しなければ、カリフォルニアに3月24日に到着したプルトニウム239と4月1日にアラスカに到達したウラニウム234の時間差の説明が付きません。
大変なんですよ、方眼紙の目盛り数えて三つおきに縦線引くの。目がちらついて。

技術の細かいことは私にはわかりませんので、飛散実態(事実)だけを基にして赤外線サーモグラフと照合した論理的推測から、実際に作業していた技術者に尋ねればいいのじゃないのか、というのが英文ブログパート兇力聖櫃任后
検索されなくされたブログに書いたようにアメリカが貸してくれた兵器級プルトニウム331Kg(約728ポンド)は東海村に保管されていた筈なのです。それが、”何故か”4号機にあってメルトしたという当時の推測が、今回の検討で、”何故か”が解消した訳です。
アメリカが兵器級プルトニウム使って劣化ウランと混ぜて新しいMOX作る実験してくれないかと日本に頼んだのでしょう?
あのサバンナ・リバー・サイトの注釈に書いた英文に、「高速中性子炉に切り替えるのに批判の声が大きい」というのを記載しましたが、取り敢えず、日本に貸した兵器級プルトニウム使ってやらせてみるかとなったと思います。
地震と津波に襲われるなど思いもしませんでしたから焦った。だから、情報公開法(FOIA)のメールのやり取りも4号機ばっかり。
世界原子力協会も言ってますが、この兵器級プルトニウムを使うMOXは厳密な核不拡散条約の対象です。大体、東海村からフクシマに移すのも違反です。
しかも、飛散したのがアメリカが貸してくれた兵器級プルトニウムです。
どうしようもないですね。Natureに掲載されたの論文では、長崎の100倍、全世界の10倍のプルトニウム239の降下量です。
隠しますね。何があっても4号機はなかったことにする。
IAEAテクニカル・レポートも、4号機は一切無視。何も起こらなかったことにしました。必死でしたよね、が、ボロが出た。
これ。
3月15日、冷却プールの検査に扉開けたら、ドッシメータの上限1000ミリシーベルトだったのであきらめたという記載。これも、どうしようもない。出ちゃったから。

しかし、冗談じゃないですよ。この3月23日の甲板作業。ウラニウム234が放出されたのが3月21日。防護マスクも着用せずに。プルトニウム239と同じアルファ波を吸ったのでしょう。

英文ブログのタイトルをDouble downにしたのは、第二波でプルトニウム239、第三波でウラニウム234かと。何と運の悪い人たちなんだろうとがっくりしながらも、これで勝てるじゃないかという思いを込めたからです。

他人事じゃないです。私たち日本人にとって勿論大問題です。

プルームの大部分は太平洋に流れたから大丈夫なんてウソです。関東一円すっぽり濃い部分に入ってます。

そして、これ。

粒子の大きいのは地上に落下します。それも怖いのですが、1ミクロン(1000分の1ミリ)以下の粒子は空中に浮遊するし、雨で地上に降下したものは風が吹けばまた空中に戻ります。大気に県境も国境もないです。今、全国に広がっている様々な病気の異様な上昇は、やはりフクシマの影響と見た方がいいでしょう。
これは東京ですけど、東京ばかりじゃないです。

甲状腺がんの全国。他の病気もデータありますが同じ傾向です。

兵器級プルトニウムを使ったMOX燃料を開発していたことを知った上で4号機に蓋をしたのは誰かなと考えますね。
恨みはなくとも知りたいです。今後のこともありますから。
オバマは笛吹童子です。

当時の国務長官ヒラリー・クリントンも知っていただろうと思います。あの米ロのプルトニウム削減合意記事から推測すると。
東電は知ってますし、技術者がいましたからGE-日立も知ってます。が、当時の菅総理、枝野官房長官には疑問符が付きます。
問題が問題ですから、本当に極めて限られた人しか知らないでしょうね。実際、管当時総理は東電の情報統制にいらいらを昂じていたのは事実ですから。 
安倍さんは?というと、2010年11月30日の4号機の炉心を空にした時、この方は政権にはいませんでしたから知らなかったかもしれません。しかし、総理大臣になってからは知ったでしょう。4号機から兵器級プルトニウムが飛散したことは知っています。2014年にオバマが331Kg返せと云った時の当事者ですから。
IAEAの天野さんは勿論。
返すと云ってから返還船が出立したのは丸二年後ですからね。東海村に全部ちゃんと保管していたらそんな時間必要ないです。

小泉純一郎?
手の平返したような原発中止、石棺、友だち作戦支援基金。フクシマ以後の言動から多分、知っていると思う。アメリカとロシアの兵器級プルトニウム削減合意はジョージ・ブッシュが大統領になる一年前。ブッシュとお友達だったから、地獄耳の小泉さんが経緯を知っている可能性は高い。東京オリンピックに反対という噂もある。MOX開発は知らなくとも4号機からの兵器級プルトニウム飛散は知っていたでしょう。

いずれにしても、4号機の実態を知る政治家は数える程度と思われます。最高機密の類です。
恨みはないですが、許せないと思う人たちは腐るほどいます。

こんなブログを読むと全体がもっとわかると思います。
プルトニウムを安全と云ってた人たちには驚きました。よくまあ、今もいけしゃあしゃあと生きていられるものだ。しかし、フクシマ事故直後に云っていたということは、政府か東電かIAEAの手先と見てもいいのでしょうね。
政治家が大きな顔するのは、一般人が知らない情報を握っていると思っているからです。
大きな顔されたくなかったら、こっちが知らなきゃどうにもなりません。
フクシマ4号機は特別なんですよ。広島・長崎と同じ。違いは原爆じゃないだけ。放射能の飛び散りは同じ。
日本人ばかりじゃない。世界の人々の命の問題です。
権威ってのは、お前たちが知らない知識を持っていると威張っている存在ですね。
今回、色々な文献漁って一番失望したのがこれです。京都大学の人たちが行ったフクシマ報告。2014年の発刊。

これしかないですからね。がっかりしました。1号機と3号機。ヨウ素とセシウムだけ。

民主主義というのは、権力と権威に騙される仕組みです。
片方で民主主義を信奉しながら、ほとんど盲目的に権威を信じる人が圧倒的。
時の権力の悪口言って騒いで、別の権力にすがろうとする。
フクシマ4号機の隠蔽は、アメリカの弱みであり、日本の政治・官僚構造の弱みです。隠さなきゃならないのは弱みだからです。
こっちが知っちゃったら立場は逆転します。精神的に臆するところがなくなるという意味です。常に、相手を上に見ていたら言いたいことも言えません。戦うことなどできません。
無茶してきたら、「な〜に言ってるの?人命無視して、隠蔽しちゃって」か、「な〜に言ってるの?あなただって隠蔽に騙されたくせに」のどちらかですから。
劣化ウランを知るはるか前に作成したものですが、隠蔽戦略の全貌をどう暴いて日本をまっとうにするか考えたものが下の図です。そこにアメリシウム241というのがありますので、ちょっと付け加えます。

兵器級プルトニウムの説明をしましたが、プルトニウム239を90%以上含有しているので、崩壊過程が重要なんです。

239の半減期は24,000年です。239が崩壊するとプルトニウム240になりますが、これは不安定ですぐにプルトニウム241になります。この半減期が14年。これはアルファ波ではないです。フクシマから既に7年です。指数関数で変化しますから、プルトニウム241はアメリシウム241に変化しています。これが、嫌なアルファ波。半減期433年。
プルトニウムはただの金属だとか、低被爆は健康にいいみたいなこと言って、ホルメシスという偽理論ででごまかして許容被爆値を上げ、4号機をなかったことにして東京オリンピックでフクシマそのもの過去のものにしてしまう。そういう戦略です。東京に選んだ人が誰かも想像できます。
オリンピックに出場するために懸命に頑張っているアスリートたちを可哀そうに思いますし、工事で仕事を貰っている人たちにも気の毒ですが、Natureの報告では、ピークが2080年となってます。
241アメリシウムのように239プルトニウムに比べて半減期の短いものに変わるからです。こんな状況でどうして東京オリンピックなど開催できますか?
私だって焦りますよ。東京じゃなくともオリンピックはできます。アスリートたちの気持ちを思えば、今年夏ぐらいには他の国でできるようにしなければならないでしょう。それが遅れると2020年オリンピックそのものが出来なくなりますよ。

放射能被害は確率の問題です。自分は確率から外れるかもしれないと祈ってもう一回やり直すんですよ。手はありますから。
日本人としてどうしますか?
2018.02.13 Tuesday

Double down: Help brush up my English Part

Japanese people were privileged to feel the courage to live out the jeopardy thanks to American soldiers' dedicated activity.

Even if they were on the official mission of "Operation Tomodachi", unless each one of them have a warm heart caring for others in misery, they could not be so sweet for kids and such a scene as two men taking hold hands so firmly could not be seen.

・    

Caring mind and kindness for other people in catastrophic situations may be inherent nature of human being regardless of race or gender. This is the origin of peace and hormony.    

This is Partto support the Class Action of unfortunate sailors of USS Ronald Reagan who suffer chronical health damage by the internal radiation exposure from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant(DNPP).
   
 
1) Seven years since・・・
402 unfortunate victimes of Fukushima DNPP accident.
This lady has lost her eye-sight soon after this photo was taken. Watch the video here.

Although the position of USS Ronald Reagan of March 23 is not on the map, I have been curious why these sailors didn't wear any protective gear while working on the deck. 
   
Massive radiation plume from Unit 4 on March 15 arrived at California on March 24 as discussed in part. It took 9 days to get there.
・ 

There were three waves of radiation plume from Fukushima DNNP and the second wave was the major focuss of the discussion in Part

The third plume wave is the theme to discuss here.
 

The third wave was observed at the IAEA laboratory 100 Km south from Fkushima DNPP on March 21 and the wave reached Alaska on April 1, 11 days later if 234U were a major nuclide of the plume. 
2) Where did U234 come from?
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Let's take a look again at photographs of that Facebook site partly quoted in the part.
  
It was March 15 when more than 1000 mSv/h was detected inside Unit 4 (in Part ) and smoke and steam were from spent fuel pool(SFP) as seen on March 18 and March 20, respectively.
And regarding the heat signiture of March 20 (below), the author says that heat signiture is observed in the core, Equipment pool and SFP but SEP shows more heat.  

The next two photographs are of March 24 to see the steam rising the center but not from SFP. 
・ 

The heat signiture of the same date to show that the core is the highest heat source.

The core, SFP and Equipment pool, all of them show high heat signiture on March 28.

The steam observed at the March 24 photograph is from the reactor core but not from SFP in the structural perspective below.

The web site owner's comment goes; 

This picture shows reactor 4 bellowing steam from the centre of the building (Top Pic) where the core is located. The bottom picture shows reactor 4 building lay out sized to the same size as the top picture. We can see the equipment pool on the left of the bottom pic (north) and the spent fuel pool on the right (south) We can also see the the equipment pool is not as deep as the core or the spent fuel pool meaning if low water condition existed the fuel in the equipment pool would burn and meltdown first. This would explain the molten mass out the north wall of R4, it would also explain why R4 north wall is pushed out and caved in at the top.

R3 exploded before R4 and R4 north wall was not pushed in then it had to of happened from the high heat of a fire when the equipment pool melted down and left the building which caused reactor four hydrogen to build up and explode. 

There is no question I think, TEPCO and the nuclear industry are lying about Reactor 4. Is the SFP all burned up? I don't think it all is... but its defiantly damaged and defiantly lost some fuel. Pictures show steam so that means water and current 2013 images show intact fuel so it could not have gone completely dry as there would not be such intact fuel assemblies as we see now. 

Did the equipment pool go dry? well it looks like it

Did the core burn? well it looks like it

Did the R4SFP burn? well it looks like it did partially not fully.  

It is a mystery if there was a specific reason for US EPA monitorerd 234Uranium as a target compound because 234Uranium occurs as an indirect decay product of uranium-238, but it makes up only 0.0055% (55 parts per million) of the raw uranium.
The answer is not known but IAEA Technical Report page 119 states;
・ 
Unit 4 had been shut down for the planned refuelling outage since 30 November 2010. The reactor was disassembled, with the head removed at the time of the earthquake. The cavity gates were installed, isolating the SFP from the upper refuelling pools. All fuel assemblies had been transferred from the core to the SFP. In total, 1331 spent fuel assemblies and 204 new fuel assemblies were stored inside the SFP, having an estimated decay heat of 2.26 MW by 11 March. The SFP temperature was 27°C at the time of the earthquake. 
Let's take the statement as it is but no public information is available about 204 new fuel assemblies because IAEA Report says as discussed in Part that they didn't consider core invenories of Unit 4 at all and SFPs of Unit 1 to 3. 
Let's proceed the discussion with a hypothesis that those 204 new fuel assemblies were new type of MOX fuel.
3) 234U from Depleted Uranium for MOX fuel?
There are some grounds for this hypothesis;
1) 239Plutnium released from Unit 4 is the main component of weapon grade plutonium and 2) MOX fuel development using weapon grade plutonium mixing with depleted uranium has been the popular agenda as read in the bold text of the capure of World Nuclear Association.  

Here are their explanation;
The plutonium, as an oxide, is then mixed with depleted uranium left over from an enrichment plant to form fresh mixed oxide fuel (MOX, which is UO2+PuO2). MOX fuel, consisting of about 7-11% plutonium mixed with depleted uranium, is equivalent to uranium oxide fuel enriched to about 4.5% U-235, assuming that the plutonium has about two-thirds fissile isotopes. If weapons plutonium is used (>90% Pu-239), only about 5% plutonium is needed in the mix. The plutonium content of commercial MOX fuel varies up to 10.8% depending on the design of the fuel, and averages about 9.5%. Fuel in an EPR with 30% MOX having less than 10.8% plutonium is equivalent to 4.2% enriched uranium fuel. An EPR with 100% MOX fuel can use a wider variety of used fuel material (in relation to burn-up, initial enrichment, plutonium quality) than with only 30% MOX.
Recovered uranium from a reprocessing plant may be re-enriched on its own for use as fresh fuel. Because it contains some neutron-absorbing U-234 and U-236, reprocessed uranium must be enriched significantly (e.g. one-tenth) more than is required for natural uranium. Thus reprocessed uranium from low-burn-up fuel is more likely to be suitable for re-enrichment, while that from high burn-up fuel is best used for blending or MOX fabrication.
Then, read about Depleted Uran munition regarding U-234 produced in the process of Uranium enrichment below the capture.
・ 

Like most radionuclides, it is not known as a carcinogen, or to cause birth defects (from effects in utero) or to cause genetic mutations. Radiation from DU munitions depends on how long since the uranium has been separated from the lighter isotopes so that its decay products start to build up. Decay of U-238 gives rise to Th-234, Pa-234 (beta emitters) and U-234 (an alpha emitter)m. On this basis, in a few months, DU is weakly radioactive with an activity of around 40 kBq/g quoted. (If it is fresh from the enrichment plant and hence fairly pure, the activity is 15 kBq/g, compared with 25 kBq/g for pure natural uranium. Fresh DU from enriching reprocessed uranium has U-236 in it and more U-234 so is about 23 kBq/g.)

If the thermographic picture is genuin, there was high heat signiture in the core and equipment pool beside SFP, which means that there were something to generate heat even if "All fuel assemblies had been transferred from the core to the SFP" as the IAEA Technical Report states.
What is something?
According to the heat signiture of March 20, SFP shows more heat than the core and equipment pool.
But there were heat source in the core and equipment pool.
What are the heat sources?
As IAEA Technical Report says that water injection into SFP of Unit 4 began on March 22, it seems that something very bad happend either in the core or equipment pool, or both perhaps just before March 21.

The plume dispersion speed analysis may provide some insight about extremely high radiation levels inside Unit 4 detected on March 15 that its source was most likely from SFP but neither from the core  nor from equipment pool.
・   

The discussion from various angles so far leads to the strong doubt that 234Uranium was released from the Fresh Depleted Uranium made from enrichment of reprocessed uranium in storage in the equipment pool and/or the product in process in the core.    
Let's review the thought process whether this strong doubt is the result of cherry picking or not.
・ 
4) Uncertainty 
・ 
Start with Hypothesis based on some facts and general knowledge to lead to find out specific questions for further investigation on 1) Uranium enrichment process and 2) Depleted uranium storage.
  

Spent fuel pool has nothing to do with the U enrichment or depleted uranium storage?
Wait. DP storage may do with Equipment pool.
Nuclear core, IAEA Report says, was empty but there is heat signiture. U enrichment took place there? I don't know.
U234 release seemed four or five days after the massive radiation release from Unit 4 on March 15 which is obvious and true.
And the tail of the third wave is long and radiation level is high. No one has ever discussed the third wave. 
The journey of thought process starting with the hypothesis has taken us to the most likely conclusion as the natural flow of logic.
There is no cherry picking here.
And more importantly,  this logical thinking process provides us very specific questions to ask for the engineers or scientists working on the project to develop MOX fuel in question.
Take notice that it is the very engineers only who can answer those questions. 
 
This is a tentative answer to "The question why so much 239Pu and very unnatural  234U were released from Fukushima DNPP remains but a logical corollary is possible to be discussed some other time soon." stated in Part .
There is some other factors to have taken into concideration for this corollary but it is not the issue for the imminent need for the Class Action.
I can't help shivering with the fright that those sailors were exposed to both 239Pu from the second plume wave and 234Uranium from the third plume wave. Both are deadly alpha emitters. 

I assume that the next question will arise if there was weapon grade plutonium in Unit 4.

The answer is yes but as it may be unnecessary to push back the decision about the venure in San Diego, further discussion on this matter is put hold. 

Rather, it is deemed critical and imminent how to proceed the Class Action from now on after the judge accepted the counterargument.

5) Suggestions

Let me make sure that two important premises before discussing strategy framing.

1) I don't think the "sympathy or empathy" kind of approach will work for this case. That is why the entire discussion made so far is based on scientific papers and general information from open source to make the argument objective as much as possible. 
2)  It is an individual victim or sailor that fights against injustice and unfairness. If each one of plaintiff understand and agree with this scientific and comprehensive approach to find the truth of Fukushima DNPP, it would be much easier to frame the strategy because there are many things plaintiff can do for the implementation of the strategy. They are the core to move this difficult challenge forward.  
Assuming that these premises were agreed, the next step would be;
・     
Saylors make utmost efforts to disseminate Partand Part to get public understanding of the reality of alpha emitters, while discussing the trial strategy with lawyers.
 If the lawyers agree with the suggested approach, the team of voluntary scientists will have to be formed to support lawyers in the technical perspective. Expertise required ranges from fluid dynamics, particle kinetics, radiation toxicology to respiratory mechanism. This is to counter against possible counterargument at the court. 
Just memo to find out appropreate and voluntary professionals by the area of expertise;
Condensation nuclei - Tiny particles invisible to the human eye, such as dust, dirt, and pollutants, that provide surfaces on which water molecules can condense and gather into water droplets.
The paper studied the method of keeping fine particles from aggregating in the air by electrostatic dispersion. The effects of electrode voltage, diameter, humidity and rest time, as well as van der Waals forces, electrostatic forces and liquid bridge forces between particles on electrostatic dispersion of powder were discussed. It was shown that optimal electrostatic dispersion effect of calcium carbonate and talcum particles can be achieved with corona voltage of 29 kV, particle size of 2–25 μm, and proper rest time of 48 h. Criteria for electrostatic dispersion were put forward on the basis of experimental results. Theoretical calculation indicated that the criteria for electrostatic dispersion were in good agreement with experimental results.
ABSTRACT – The ICRP 66 lung model may be used to determine dose estimates for members of the public via the inhalation pathway. A significant source of uncertainty in internal dosimetric modeling is due to particulate deposition in regions of the respiratory tract. Uncertainties in estimates of particulate deposition are present because model input parameters have their own inherent variability. These sources of uncertainty need to be examined in an effort to better understand model processes and to better estimate doses received by individuals exposed through the inhalation pathway. An improved understanding of the uncertainty in particulate deposition will further guide research efforts and improve our ability to quantify internal dose estimates. The ICRP 66 lung deposition model is most sensitive to breathing rate when 1 µm AMAD particles are inhaled by members of the public. Uncertainties in deposition fractions are shown to span an order of magnitude with their distributions varying by gender for a particular lung region. The largest fractional deposition occurs in the deep lung alveolar and extrathoracic regions.
On the basis of environmental radiation monitoring results at the Nuclear Fuel Cycle Engineering Laboratories, Japan Atomic Energy Agency, following the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident, the dry deposition velocities of radionuclides on the ground were estimated. As a result, the estimated dry deposition velocities for Iodine-131, Cesium-134, Cesium-136 and Cesium-137 were in the order of 1 mm/s, and were the same order of those estimated in other studies. The estimated dry deposition velocities varied according to the variations of the ratios of the particulate and gaseous forms of their radionuclides and meteorological conditions such as wind speed.
・ 
The Fukushima nuclear accident released radioactive materials into the environment over the entire Northern Hemisphere in March 2011, and the Japanese government is spending large amounts of money to clean up the contaminated residential areas and agricultural fields. However, we still do not know the exact physical and chemical properties of the radioactive materials. This study directly observed spherical Cs-bearing particles emitted during a relatively early stage (March 14–15) of the accident. In contrast to the Cs-bearing radioactive materials that are currently assumed, these particles are larger, contain Fe, Zn, and Cs, and are water insoluble. Our simulation indicates that the spherical Cs-bearing particles mainly fell onto the ground by dry deposition. The finding of the spherical Cs particles will be a key to understand the processes of the accident and to accurately evaluate the health impacts and the residence time in the environment.
169Yb as tracer for plutonium(EPA)
Beagle dogs exposed to 238PuO2 aerosols (136 dogs, 13-22 per group, mean initial lung depositions of 0.0, 0.13, 0.68, 3.1, 13, 52 and 210 kBq) were observed throughout life to determine tissues at risk and dose-effect relationships. The pulmonary retention of 238Pu was represented by the sum of two exponentially decreasing components of the initial lung deposition; about 84% cleared with a 174-day half-time; the half-time of the remainder was 908 days. The average percentages of final body burden found in lung, skeleton, liver and thoracic lymph nodes in the 30 longest-surviving dogs (mean survival 14 years) were 1, 46, 42 and 6%, respectively. Of 116 beagles exposed to plutonium, 34 (29%) developed bone tumors, 31 (27%) developed lung tumors, and 8 (7%) developed liver tumors. Although lungs accumulated a higher average radiation dose than skeleton, more deaths were due to bone tumors than to lung tumors. Deterministic effects included radiation pneumonitis, osteodystrophy, hepatic nodular hyperplasia, lymphopenia, neutropenia and sclerosing tracheobronchial lymphadenitis. Hypoadrenocorticism was also observed in a few dogs. Increased serum alanine aminotransferase, indicative of liver damage, was observed in groups with > or =3.1 kBq initial lung deposition. Estimates of cumulative tissue dose in a human exposed to airborne 238PuO2 for 50 years at a rate of one annual limit on intake each year were derived based on a comparison of the data on metabolism for humans and beagles. The 50-year dose estimates for humans are an order of magnitude lower than doses at which increased incidence of neoplasia was observed in these dogs, whereas the projected doses to humans from 50-year exposure at the annual limit of intake are of similar magnitude to those at which deterministic effects were seen in the beagles.
Biological effects of inhaled (PuO2)-Pu-238 in beagles | Request PDF. Available from: https://www.researchgate.net/publication/13888172_Biological_effects_of_inhaled_PuO2-Pu-238_in_beagles [accessed Feb 12 2018].
Stochastic effect
In a stochastic effect, increasing the dose increases the probability of damage, but the severity of the effect is independent of the dose. Cancer induction and genetic effects are stochastic effects. Stochastic effects are governed by probability. A particular gene in the DNA is or is not damaged. There is no middle ground. The results of a lottery drawing are similar to a stochastic event. Buying more tickets (higher dose) increases the chances of winning but does not increase the prize.
Microscopic analysis of tissue section may be possible?
The black star shows the tracks made over a 48 hour period by alpha rays emitted from a radioactive particle of plutonium lodged in the lung tissue of an ape (the particle itself is invisible). In living lung tissue, if one of the cells adjacent to the particle is damaged in a certain way, it can become a cancer cell later on, spreading rapidly through the lung, causing almost certain death.
Example of prevailing report of Fukushima accident by Kyoto Univ.
(Nothing about Unit 4, which is the reality of Japan) 

Ready to go!

     

2018.02.09 Friday

日本人辞めちゃったんですか?助けてあげましょうよ

お世話になったんですよね。

2万4千人も動員されました。その中に本当に運の悪い人たちがいます。
真っ先に日本に駆け付けた航空母艦ロナルドレーガンの水兵さんの中に、もっとも危険な放射能の小さな粒を吸ってしまった気の毒な人たちです。他の兵士でも、そうなったかもしれないのです。
ガイガーカウンターではチェックできないアルファ波を出すプルトニウム。長崎の原爆に使われたのと同じもの。セシウムとはかなり性質が違います
402人がひどい症状になってしまってどうにもならない。
身体はダメになり働くこともできない。何とかしてくれと止む無く東電などを相手に裁判起しました。
三年前にカリフォルニア州サンディエゴで。
こういう裁判では必ず出ますね。因果関係がわからないとか・・・東電などもそう言っています。
今年の年始めに裁判長が、「サンディエゴで裁判を起こす意味がわからない。みなさんがアメリカに戻ってきてから症状が出るというのを東電は知っていたのだろうか?それを証明しない限り、ここで裁判できない」と突っぱねたんです。
“There is no targeting here. Plaintiffs’ allegations that the effects of TepCo’s conduct were felt by American citizens while on U.S. ships, one of which with a home port of San Diego, are too attenuated to establish purposeful direction,” Sammartino wrote.

Sammartino added the sailors “have provided no information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California.”

Judge: Sailors’ Fukushima Radiation Case Doesn’t Belong in US」(BIANCA BRUNO January 5, 2018)

困ったな〜と思いました。
しかし、今度は私たちが恩返しする番だな、と。

Now, it is our turn to repay for their favor as Japanese.

水兵さんたちがカリフォルニアに戻ってから被害が現れるというのを東電がわかっていた証拠を提出するなんて難しいことじゃない。

It is not difficult for the sailors to provide "solid information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California." 

水兵さんたちがプルトニウムを吸ったのを証明できたら、因果関係がどうのという責任逃れもできなくなるということだな。
ちゃんとした証拠はあるよ。

If there is evidence to prove the sailors were exposed to radiation plume from Fukushima including the inhalation of deadly alpha emitters, the issue of clinical causal relations would be out of question.

Yes, there is solid evidence. 

1)放射能拡散とロナルドレーガン

1) Radiation plume diffusion and USS Ronald Reagan 

フクシマから南に100Kmにある東海村のIAEA研究所が飛んできた放射能の日付を記録してたんです。3月15日の朝1時から上がり始めて、15日の朝8時、16日の朝5時、21日の朝4時という三回のピークがあったんですと。このデータ見れば一目瞭然ですね。

The date of massive radiation release from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant(DNPP) was monitored at IAEA Research Station of Tokaimura in Ibaragi Pref. located about 100 km south of FDNPP.

The report says that the air absorbed dose rate began to increase from about 1 am on 15 March 2011 and varied over time, with three peaks: 4.8 μGy/h, 2.1 μGy/h and 3.1 μGy/h at 8 am on 15 March5 am on 16 March and 4 am on 21 March, respectively.

データの出所はここです。

From;

「Results of environmental radiation monitoring at the Nuclear Fuel Cycle Engineering Laboratories, JAEA, following the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident」

Masanori Takeyasu ,Masanao Nakano,Hiroki Fujita,Akira Nakada,Hitoshi Watanabe,Shuichi SumiyaJapan Atomic Energy Agency , 4-33 Muramatsu, Tokai-mura, Naka-gun , Ibaraki , 319-1194 , Japan 

Pages 281-286 | Received 15 Nov 2011, Accepted 26 Dec 2011, Published online: 20 Feb 2012

http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00223131.2012.660014

同じ研究報告書からですけど、こういうチャートもあります。

From the same paper;

3月22日を除くと3月15日と17日に二つの放射能の霧の波がありますね。この波の日付を頭に置いてください。

There are two radiation plume waves during March 15 and 17 before another peak on March 22. 

この英文は前に書いたことの繰り返しですからどうでもいいですが、このビデオを見て欲しいですね。

More than 400 sailors of USS Ronald Reagn, on the mission of Operation Tomodachi for disaster relief and support for Japanese casualties caused by Fukushima catastrophic disaster, were exposed to radiation plume and their health hazards are beyond imagination as watched in this documentary film released by dailymotion. Click the image.

 ・

https://www.dailymotion.com/video/x63roud

・ 

画面にあったロナルドレーガンの航跡マップです。

The map below is the screen shot from the video demonstrating the trail of USS Ronald Reagan.

 ・

3月16日の朝6時にどこにいたか覚えてください。

This map shows its exact location at 6:00 of March 16.

下に距離を示す地図があるので、16日朝6時の位置がフクシマから160〜250Kmなのはわかります。IAEAの研究所は南に100KmでTochigiの文字周辺の海寄りです。
Comparing with the map below, its location at 6:00 of March 16 above is somewhere between 160Km and 250Km from Fukushima DNPP.

And the IAEA laboratory which made the first two charts is located 100Km south, near the coast around the letter of Tochigi.  

・ 

次のマップ。これ、すごく大事なんですけど見たことないんじゃないですか?3月15日に気象庁が18日までどんな具合に放射能が拡散するか予測したものです。大事なのはここなんです。よく聞いてください。フクシマに1号機から4号機まであって、1〜3号機はやられたけど4号機は大丈夫だったと思ってますね。
このシミュレーションは、4号機からも放射能が出たという想定で作成したものなんです。今でもあるかどうか知りませんけど、気象庁のデータベースに2年前まではありました。

The next simulation of plume dispersion was released by Japanese Meteorological Agency on March 15 for the prediction up to March 18.

Be noted that this simulation was made assuming 100% radiation release from Spent Fuel Pool(SFP) of Unit 4.  

前の航跡マップに3月15日正午を青で囲って18日までの日付に赤線を引きました。どこにいたかが大事なので。

The tailing map again from March 16 to March 18 (underlined) with the location at March 15 12:00 in blue square.

ロナルドレーガンはうろついてますが、気象庁のマップで放射能が一番濃いエリア内ですね。可哀そうに。

It seems obvious that Ronald Reagan moved around but only within the thickest plume zone.

ところで、東京からサンフランシスコまで直線だと8,280Kmです。3月24日にカリフォルニアの大気中のプルトニウム239というのが急上昇しました。アメリカ環境庁の調べたもの。ほとんど知られてませんですけど。
これから単純計算すると放射能の霧は時速38Kmぐらいで移動することになります。とにかく出た場所とモニターした場所ははっきりしてますから、そんなものかと思うだけでいいです。

The next image shows how fast the radiation plume traveled, probably with the help of Coriolis effect, up to March 24 when US EPA monitored the surge of 239Plutonium in the air above California.  

下がモニターのチャート。いきなりピッですものね。到着日がはっきりわかります。
右端二本は、伸ばせなくなったからで同じ日。横の線から見ると大体8倍くらいになってます。この8倍というのも頭に入れて置いてください。

The EPA chart indicates about 8 times the base line. Two bars on the right are of the same date. 

このチャートの出所は、放射能の微粒子がどれほど危険かという貴重なものからです。日本語の研究報告です。

The chart is from the second source of the report entitled; Hazardous nature of radioactive particles released from Fukshima DNPP accident published Octover 30, 2014 by Etsuji Watanabe et.al. in Japanese language.

http://hibakutokenkou.net/uploads/report20160321084313.pdf

2)逃げるチャンスを逃した:時間の問題

2) Lost opportunity to escape: a matter of time

これまで覚えてくださいと言った日付の問題を整理します。最初二つのグラフを出した研究所によると、最初の放射能の波は、3月12日の1号機の爆発と14日の3号機の爆発から来たもので、第二波は、15日に見えた2号機と4号機からの白煙によるものと云います。

The sailors were exposed to the first plume wave released by hydrogen explosions occurred in the Unit 1 and Unit 3 reactors on March 12 and 14, and the second wave by the white smoke observed at Unit 2 and Unit 4 reactors on March 15, according to the researchers of the study mentioned above. 

政治的な理由なんでしょうが、4号機からの放射能放出は大衆の目から隠されてます。あなたもそう信じてますね。ところが、東電も日本政府も4号機からの大量の放射能漏れを発表していたんです、3月15日。11時時点で時間当たり400ミリシーベルトと読売新聞のキャプチャにそうあります。
この時間にロナルドレーガンがどこにいたか見てください。

Although the radiation release from Unit 4 is politically hidden from public eye,  both Tepco and Japanese government announced the massive radiation release from Unit 4 around 11AM of March 15 as much as 400 mSv/h as shown in the screen shot of the article of Yomiuri.

Take a look at the trailing map where Ronald reagan was then. 

IAEAは、枝野さんの発表から約3時間後に、4号機から放射能が出たと正式文書を出してました。IAEAですからね、世界に発信したということです。

IAEA was notified at 4:50 UTC  which is 13:50 Japan time.

どうかな〜と思うのは、アメリカの原子力規制委員会の担当官が(400ミリシーベルト出たという発表前に)4号機の使用済み燃料冷却プールが壊れたというのを本国に必死に報告しているんです。これは、アメリカの情報公開法で開示されたものを丹念に調べたアメリカのブロガーが探し出したものです。

US NRC had known the damage of spent fuel pool(SFP) of Unit 4 earlier than the 400 millisievert announcement as shown in this FOIA document.

 

もう一つだけ例を挙げておきます。このメールには、大統領の決済事項になるのか?という文言があります。非常事態ってことです、まともに読めば。(ここでは、何故かは言いませんが、追々わかります。)

Another example of FOIA document;

つまり、日本政府や東電ばかりでなく、IAEAもアメリカ政府も3月15日の4号機からの放射能大量放出を知っていたということ。あの放射能雲の拡散マップは、そういうことで作成されたものです。

Not only Japanese government and Tepco knew but also IAEA and US government learnt the massive radiation release from Unit 4 on March 15. 

The simulation map of Meteorological Agency was made based on the damage of SFP of Unit 4.

この情報が、間髪を置かずにロナルドレーガンの艦長に伝えられていたら、あの不幸な水兵さんたちがプルトニウムの微粒子を吸い込むことはなかったんじゃないですか?

If this information was passed on to the captain of USS Ronald Reagan timely, those sailors might not have inhaled the deadly plutonum particles because there was plenty of time to run away from the worst case.

マップをよく見てください。放射能拡散スピード時速38Km。400ミリシーベルトを発表した午前11時の1時間後正午にロナルドレーガンは、250Kmも離れたところにいたんです。そこに届くまで6時間も掛かります。

The speed of radiation dispersion is 38Km/hr as mentioned earlier and the location of Ronald Reagan was more than 250Km away from Fukushima.

It would have taken more than 6 hours for the plume from Unit 4 to get there even if it stayed there.         

3)プルトニウム239が4号機から放出されたのか?

3) Was 239Pu released from Unit 4? 

まず、3つの画像を見てください。

Take a look at the next three images at first.

 

この2つの画像は、2013年12月16日にFacebookに投稿されたもので今もあります。すごい画像です。

These two photographs are from Facebook page "Reactor 4 not all what you excepted?" uploaded on December 16,  2013 at: 

https://www.facebook.com/notes/troy-livingston/reactor-4-not-all-what-you-excepted/10151758695293097/?fref=

.  

次は、2015年8月に「福島第一原発事故:事故の内容説明」というテクニカルレポートからのものです。4号機で起きたことを日毎にまとめていますが、その121ページに、火災があったという報告で緊急チームが冷却プールの状態を確認するために4号機の扉を開けたらドッシメーターが測定上限の1000ミリシーベルト/時間となったので検査をあきらめたとあります。どひゃ〜ですね。

The next capture is from IAEA Technical Report on Fukushima which was published on-line August 2015.

It states in page 121 of Unit 4 that the emergency team tried to enter the RB at 10:30 in order to confirm the state of the SFP regarding to a reported fire, but abandoned the attempt because the dosimeter displayed a maximum rate of 1000 mSv/h upon opening the RB door.

「The Fukushima Daiichi Accident:Technical Volume 1/5 -Description and Context of the Accident」

http://www-pub.iaea.org/MTCD/Publications/PDF/AdditionalVolumes/P1710/Pub1710-TV1-Web.pdf

1000ミリシーベルトは上限ですから実際の放射能レベルは誰もわからないんです。そして、どんな放射能を出す物質があったかもわかりません。

No one knows how much the true radiation levels were because 1000 mSv/h was the limit of the detector and there is no information at all what radionuclides were there. 

・ 

ところが、あのアメリカ環境庁のモニター以外にもプルトニウム239が放出したという証拠はあります。あの東海村のIAEA研究所の別のチームが世界降下量の7倍から23倍のプルトニウム239を検出しているのです。 

On the other hand, there were solid evidence of 239Pu release from Fukshima in addition to the US EPA monitoring. 

Another IAEA laboratory of Tokaimura detected 239Pu in the air 7 to 23 times the global fall out in terms of disintegration measured by count per second(cps).

・  

出所はここです。

This chart is from;  

Airborne Plutonium and Non-Natural Uranium from the Fukushima DNPP Found at 120 km Distance a Few Days after Reactor Hydrogen Explosions」 (Published: March 13, 2014 by Taeko Shinonaga, Peter Steier, Markus Lagos, and Takehisa Ohkura)

https://static1.squarespace.com/static/54aac5e4e4b0b6dc3e1f6866/t/563a675ee4b048e29b54e771/1446668126943/Shinonaga-et-al-2015-es404961w.pdf

もう一つ。Natureに発表された研究ですが、長崎原爆の100倍、世界降下量の10倍のプルトニウム239が放出されたというもの。

Another research published online 8 March 2012 indicates the fall out of 239Pu is 100 times that of Nagasaki and 10 times the global fall out; 

Isotopic evidence of plutonium release into the environment from the Fukushima DNPP accident」(by Jian Zheng, Keiko Tagami, Yoshito Watanabe, Shigeo Uchida, Tatsuo Aono, Nobuyoshi Ishii, Satoshi Yoshida, Yoshihisa Kubota, Shoichi Fuma & Sadao Ihara)

https://www.nature.com/articles/srep00304

ところがですよ、あのIAEAのテクニカル・レポートはこう云っているんです。
”プルトニウムが1号機、2号機、及び3号機の炉心から放出されたと仮定して(仮定ですからね)炉心を構成する核物質合計250トンから推定した。福島第一原発全体の量としては、事故当時のチェルノブイリの3.5倍あったが、炉心構成物質から放出されたプルトニウムの量は、チェルノブイリ事故から見れば5桁低い”と。(冷却プールもなければ4号機もないですね、ここには。)

IAEA Technical Report states;

" Estimated based on the calculated mean inventory, assuming that Pu isotopes were released from Unit 1, Unit 2 and Unit 3 reactors with a total fuel load of 250t.  Although the inventories of Pu isotopes in the reactors in Fukushima DNNP are ca. 3.5 times those in the Chernobyl accident, the percentages of core inventory released are ac. 5 orders of magnitude lower than those of the Chernobyl accident."

アメリカも含めて3つの試験から大量のプルトニウム放出の証拠があるにも関わらず、福島第一からプルトニウム放出が少ないと言い張るなら、(それをそのまま信じて)5桁低いという計算に入っていない4号機以外にどこがありますか。4号機の使用済み燃料プールからか、それと4号機の他の場所からか、それともその両方からか、しかないでしょう。
If the authorities insist that there was no significant release of Plutonium from Fukushima DNPP despite the strong evidence of massive fall out of 239Pu observed at three locations including the US, there is no where else but from Unit 4, either SFP, somewhere else inside Unit 4 or both.

4)反論

4) Counterargument

ロナルドレーガンの航跡記録から、乗組員の水兵たちがプルトニウムを含む大量の各種放射性物質に被爆したことは疑いのないところです。しかし、402人の水兵の集団訴訟は裁判長に却下されたと伝えられています。

From the cruising records of Ronald Reagan, there is no doubt that the sailors were exposed to the worst radiation plume of various radioactivity including deadly 239Pu from Fukushima DNPP.

However, the class action filed by hundreds of U.S. sailors was allegedly dismissed by a judge.

(以下の文章は、裁判長の却下理由を述べたこのブログの冒頭部分の繰り返しです。)

A federal judge on Friday dismissed without prejudice the latest class action filed by hundreds of U.S. sailors exposed to radiation in the Fukushima, Japan, nuclear disaster, finding a San Diego courtroom isn’t the right place for the case.

U.S. District Judge Janis Sammartino issued a 15-page order dismissing the class action against Tokyo Electric Power Co. (TepCo) and General Electric, finding the service members who were stationed aboard the USS Ronald Reagan in San Diego have failed to establish how the Japanese utility’s acts were directed at California.

“There is no targeting here. Plaintiffs’ allegations that the effects of TepCo’s conduct were felt by American citizens while on U.S. ships, one of which with a home port of San Diego, are too attenuated to establish purposeful direction,” Sammartino wrote.

Sammartino added the sailors “have provided no information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California.”

Judge: Sailors’ Fukushima Radiation Case Doesn’t Belong in US」(BIANCA BRUNO January 5, 2018)

今度は私たちがお返しする番です。
東電の行為による被害がカリフォルニアで現れるのを知っていたかどうかを証明することは難しくないです。ついでに、症状と被爆の因果関係をというお得意の責任逃れにもグ〜の音が出ないようにしてあげます。
(日本人辞めた人は鶴の恩返しなど知らないかもね。)
 こういう国らしいから。

It is our turn now to repay for their favor.

It is not difficult for the sailors to provide "solid information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California" and also to avoid a catchy question of clinical causal relation.  

マンハッタン計画以来、プルトニウムの毒性に関する豊富な科学研究があります。原子力産業に属する人なら誰でも知っている常識。知らないという人がいるなら、その人は偽物の類でそんな人が責任逃れの議論をするなどとんでもない。
議論する前に少なくともこれぐらいは読んでからにしてくれと云ってやればいい。

There are plenty of scientific studies on toxicology of Plutonium since the Manhattan Project, which every one in the nuclear industry should have known. Other wise they are fake people and don't deserve any argument they may raise to dogde their responsibility. 

Tell them to read at least these documents before the argument. 

最初は、アメリカ保健社会福祉省がまとめたもっとも統括的なプルトニウム毒性資料。フクシマ事故4か月前の2010年11月に発表されたもの。
膨大な資料だから、吸入被爆をまとめた22ページ以後を読むだけでもいいと伝えたらいい。そうすれば、人の危害評価は結局、動物実験に頼る外ないということがわかる。

The first one is the most comprehensive toxicology summary published November 2010 by U.S. DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES.

Read at least 3.2.1 Inhalation Exposure of Chapter 3: Health Effects page 22 and on. 

You will know then that you have no choice but rely on animal studies to evaluate human risks. 

次に、絶対読まなければならないのは、マンハッタン・プロジェクトで、人類がそれまで知らなかった人為的な核物質の毒性を探るために優秀な科学者たちがいかに苦労したかを記録したもの。
読めば、プルトニウムばかりでなくどんな核物質でももっと謙虚な取り組みになり、社会に対する責任感も変わるだろう。

The seond must-read is the record on the Manhattan Project how those excellent scientists struggled to find out the toxicity of this man-made actinoid human being had never known. 

You would be more humble, if you read, to work with plutonium and other radioactive materials and feel more responsibility for the society.

・    

それでも、”プルトニウムの高い被爆にさらされた実験動物は、早く死に、気管の病に冒され、がんを発症する。実験動物の対象になる器官組織は、リンパ節、肝臓、さらに骨だ。しかし、動物実験で観察された症状は、低レベルの被爆者の疫学的調査で裏打ちされたものではない”という人はいる。

However, there must be some people to argue such as this;

"Laboratory studies with experimental animals have shown that exposure to high levels of plutonium can cause decreased life spans, diseases of the respiratory tract, and cancer. The target tissues in those animals were the lungs and associated lymph nodes, liver, and bones. However, these observations in experimental animals have not been corroborated by epidemiological investigations in humans exposed to lower levels."

低被爆の人の疫学的調査で裏付けが得られていない?
Corroboration by epidemiological investigation in humans exposed to lower levels?

この最新の研究が、それに対する答えだ。
疫学的には、はるかに低い被爆であっても健康被害になることが確認された訳だ。核施設で働く人たちの研究は世界数か所で行われてきたが、ここにきてやっと結果が証明された。2017年のベルギーの研究報告。
This is the latest study which answers to such question.

Epidemiologically, much lower exposure was confirmed risky for human health.

・    

これで、プルトニウムの毒性はわかったから、後は、ロナルドレーガンの水兵さんたちがプルトニウムや他のアルファ波の放射線物質(粒子)を吸い込んだという証明があれば、いい訳だ。
はい、確かな証拠があります。

Thus, only if there is evidence to prove the sailors were exposed to radiation plume from Fukushima including the inhalation of Plutonium and other alpha emitters, the issue of clinical causal relations would be out of question.

Yes, there is solid evidence.  

先に、239プルトニウムの降下量を調べた研究について触れました。その研究が、同時に大気に浮遊するプルトニウム粒子を吸引して粒子の数も数えているのです。その結果、問題の水兵さんたちが、八百万個の粒子を吸い込んだ可能性があるんです(実際はもっと多い)。それは、ざっと計算すると1億個のプルトニウム原子の数に相当するのです。

The research at IAEA laboratory previously discussed for 239Pu fall out did the numerical study of plutonium particles in the atmosphere at the same time, which indicates that the sailors in question is most likely to have inhaled more than 8 million particles which is almost equal to 100 million plutonium atoms in my rough calculation.    

この研究は、また、天然にほとんど存在しないウラニウムの放出も突き止めています。そして、アメリカ環境庁が2011年4月1日にアラスカの大気の234ウラニウムの急上昇をモニターしているものがある。

This study also concluded that unnatural Uranium was released from Fukushima DNNP and US EPA monitored the surge of 234Uranium in Alaska on April 1, 2011.

234ウラニウムもアルファ波。
恐ろしくなりますよ。一体、どのくらいのアルファ波放射核物質を吸ったのだろうと想像すると。
234Uranium is alpha emitter, too. 

It is scary to imagine how much alpha emitters the sailors have inhaled.

どうしてそれほど多くの239プルトニウムと非天然ウラニウムがフクシマから放出されたかの疑問は残ります。改めて検討しますが大体想像は付いています。

The question why so much 239Pu and very unnatural  234U were released from Fukushima DNPP remains but a logical corollary is possible to be discussed some other time soon.

5)結論

5) Conclusion

サンディエゴは、水兵さんたちの訴訟に適切な場所です。その理由は、

San Diego is the right place for sailors to establish purposeful direction because;

東電もGEも、放射線被爆が慢性的に発症するという原子力産業の常識を知悉している。 

TepCo as well as GE knows as a common sense of nuclear industry that the radiaiton exposure is chronically-disabled.

東電は、3月15日の4号機からの大量の放射能放出を知っていましたから、日本政府、アメリカ政府、IAEA、及びGEと連携してロナルドレーガンに予測放射能拡散地域から離れるよう警告を発することは出来ました。4号機にはGE日立の技術者もいました。 

TepCo knew the massive radiation release from Unit 4 of March 15 2011 and could act to warn USS Ronald Reagan to leave the predicted area of plume dispersion in coordination with both Japanese and US governmentm, IAEA and GE because there were some employees of GE-Hitachi in Unit 4.

特にアルファ波の毒性に関して、アメリカには世界のどの国よりも信頼できる科学者がいます。 

There are much more credible radiation toxicology scientists in the US than any other countries in the world, particularly for alpha emitters. 

  この種の健康被害裁判では原告に不公平な取扱いになる場合が多いので、アメリカは公平を範とする国ですのでサンディエゴは裁判地として適切です。

  As this kind of health hazard case is given to doing unfair treatment for plaintiff, San Diego being a venue is adequate because the US is the country of fairness.  

2018.02.07 Wednesday

Could you help brush up my English?・・・to repay for their favor, damn

“There is no targeting here. Plaintiffs’ allegations that the effects of TepCo’s conduct were felt by American citizens while on U.S. ships, one of which with a home port of San Diego, are too attenuated to establish purposeful direction,” Sammartino wrote.

Sammartino added the sailors “have provided no information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California.”

Judge: Sailors’ Fukushima Radiation Case Doesn’t Belong in US」(BIANCA BRUNO January 5, 2018)

Now, it is our turn to repay for their favor as Japanese.

 

It is not difficult for the sailors to provide "solid information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California.

If there is evidence to prove the sailors were exposed to radiation plume from Fukushima including the inhalation of deadly alpha emitters, the issue of clinical causal relations would be out of question.

Yes, there is solid evidence. 

1) Radiation plume diffusion and USS Ronald Reagan 

The date of massive radiation release from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant(DNPP) was monitored at IAEA Research Station of Tokaimura in Ibaragi Pref. located about 100 km south of FDNPP.
The report says that the air absorbed dose rate began to increase from about 1 am on 15 March 2011 and varied over time, with three peaks: 4.8 μGy/h, 2.1 μGy/h and 3.1 μGy/h at 8 am on 15 March, 5 am on 16 March and 4 am on 21 March, respectively.

From;
「Results of environmental radiation monitoring at the Nuclear Fuel Cycle Engineering Laboratories, JAEA, following the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident」

Masanori Takeyasu ,Masanao Nakano,Hiroki Fujita,Akira Nakada,Hitoshi Watanabe,Shuichi SumiyaJapan Atomic Energy Agency , 4-33 Muramatsu, Tokai-mura, Naka-gun , Ibaraki , 319-1194 , Japan 

Pages 281-286 | Received 15 Nov 2011, Accepted 26 Dec 2011, Published online: 20 Feb 2012

From the same paper;

There are two radiation plume waves during March 15 and 17 before another peak on March 22. 
More than 400 sailors of USS Ronald Reagn, on the mission of Operation Tomodachi for disaster relief and support for Japanese casualties caused by Fukushima catastrophic disaster, were exposed to radiation plume and their health hazards are beyond imagination as watched in this documentary film released by dailymotion. Click the image.
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 The map below is the screen shot from the video demonstrating the trail of USS Ronald Reagan.

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This map shows its exact location at 6:00 of March 16.

Comparing with the map below, its location at 6:00 of March 16 above is somewhere between 160Km and 250Km from Fukushima DNPP.
And the IAEA laboratory which mde the first two charts is located 100Km south, near the coast around the letter of Tochigi.  
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The next simulation of plume dispersion was released by Japanese Meteorological Agency on March 15 for the prediction up to March 18.
Be noted that this simulation was made assuming 100% radiation release from Spent Fuel Pool(SFP) of Unit 4 

The tailing map again from March 16 to March 18 (underlined) with the location at March 15 12:00 in blue square.

It seems obvious that Ronald Reagan moved around but only within the thickest plume zone.
The next image shows how fast the radiation plume traveled, probably with the help of Coriolis effect, up to March 24 when US EPA monitored the surge of 239Plutonium in the air above California.  

The EPA chart indicates about 8 times the base line. Two bars on the right are of the same date. 

The chart is from the second source of the report entitled; Hazardous nature of radioactive particles released from Fukshima DNPP accident published Octover 30, 2014 by Etsuji Watanabe et.al. in Japanese language.
2) Lost opportunity to escape: a matter of time
The sailors were exposed to the first plume wave released by hydrogen explosions occurred in the Unit 1 and Unit 3 reactors on March 12 and 14, and the second wave by the white smoke observed at Unit 2 and Unit 4 reactors on March 15, according to the researchers of the study mentioned above. 
Although the radiation release from Unit 4 is politically hidden from public eye,  both Tepco and Japanese government announced the massive radiation release from Unit 4 around 11AM of March 15 as much as 400 mSv/h as shown in the screen shot of the article of Yomiuri.
Take a look at the trailing map where Ronald reagan was then. 

IAEA was notified at 4:50 UTC  which is 13:50 Japan time.

US NRC had known the damage of spent fuel pool(SFP) of Unit 4 earlier than the 400 millisievert announcement as shown in this FOIA document.

 

Another example of FOIA document;

Not only Japanese government and Tepco knew but also IAEA and US government learnt the massive radiation release from Unit 4 on March 15. 
The simulation map of Meteorological Agency was made based on the damage of SFP of Unit 4.
If this information was passed on to the captain of USS Ronald Reagan timely, those sailors might not have inhaled the deadly plutonum particles because there was plenty of time to run away from the worst case.
The speed of radiation dispersion is 38Km/hr as mentioned earlier and the location of Ronald Reagan was more than 250Km away from Fukushima.
It would have taken more than 6 hours for the plume from Unit 4 to get there even if it stayed there.         
3) Was 239Pu released from Unit 4? 

Take a look at the next three images at first.
 

These two photographs are from Facebook page "Reactor 4 not all what you excepted?" uploaded on December 16,  2013 at: 
.  

The next capture is from IAEA Technical Report on Fukushima which was published on-line August 2015.

It states in page 121 of Unit 4 that the emergency team tried to enter the RB at 10:30 in order to confirm the state of the SFP regarding to a reported fire, but abandoned the attempt because the dosimeter displayed a maximum rate of 1000 mSv/h upon opening the RB door.

「The Fukushima Daiichi Accident:Technical Volume 1/5 -Description and Context of the Accident」

No one knows how much the true radiation levels were because 1000 mSv/h was the limit of the detector and there is no information at all what radionuclides were there

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On the other hand, there were solid evidence of 239Pu release from Fukshima in addition to the US EPA monitoring. 
Another IAEA laboratory of Tokaimura detected 239Pu in the air 7 to 23 times the global fall out in terms of disintegration measured by count per second(cps).
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This chart is from;  
Airborne Plutonium and Non-Natural Uranium from the Fukushima DNPP Found at 120 km Distance a Few Days after Reactor Hydrogen Explosions」 (Published: March 13, 2014 by Taeko Shinonaga, Peter Steier, Markus Lagos, and Takehisa Ohkura)
Another research published online 8 March 2012 indicates the fall out of 239Pu is 100 times that of Nagasaki and 10 times the global fall out; 
Isotopic evidence of plutonium release into the environment from the Fukushima DNPP accident」(by Jian Zheng, Keiko Tagami, Yoshito Watanabe, Shigeo Uchida, Tatsuo Aono, Nobuyoshi Ishii, Satoshi Yoshida, Yoshihisa Kubota, Shoichi Fuma & Sadao Ihara)

IAEA Technical Report states;
" Estimated based on the calculated mean inventory, assuming that Pu isotopes were released from Unit 1, Unit 2 and Unit 3 reactors with a total fuel load of 250t.  Although the inventories of Pu isotopes in the reactors in Fukushima DNNP are ca. 3.5 times those in the Chernobyl accident, the percentages of core inventory released are ac. 5 orders of magnitude lower than those of the Chernobyl accident."

If the authorities insist that there was no significant release of Plutonium from Fukushima DNPP despite the strong evidence of massive fall out of 239Pu observed at three locations including the US, there is no where else but from Unit 4, either SFP, somewhere else inside Unit 4 or both.
4) Counterargument
From the cruising records of Ronald Reagan, there is no doubt that the sailors were exposed to the worst radiation plume of various radioactivity including deadly 239Pu from Fukushima DNPP.
However, the class action filed by hundreds of U.S. sailors was allegedly dismissed by a judge.

A federal judge on Friday dismissed without prejudice the latest class action filed by hundreds of U.S. sailors exposed to radiation in the Fukushima, Japan, nuclear disaster, finding a San Diego courtroom isn’t the right place for the case.

U.S. District Judge Janis Sammartino issued a 15-page order dismissing the class action against Tokyo Electric Power Co. (TepCo) and General Electric, finding the service members who were stationed aboard the USS Ronald Reagan in San Diego have failed to establish how the Japanese utility’s acts were directed at California.

“There is no targeting here. Plaintiffs’ allegations that the effects of TepCo’s conduct were felt by American citizens while on U.S. ships, one of which with a home port of San Diego, are too attenuated to establish purposeful direction,” Sammartino wrote.

Sammartino added the sailors “have provided no information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California.”

Judge: Sailors’ Fukushima Radiation Case Doesn’t Belong in US」(BIANCA BRUNO 

It is our turn now to repay for their favor.
It is not difficult for the sailors to provide "solid information to support an assertion that TepCo knew its actions would cause harm likely to be suffered in California" and also to avoid a catchy question of clinical causal relation.  
There are plenty of scientific studies on toxicology of Plutonium since the Manhattan Project, which every one in the nuclear industry should have known. Other wise they are fake people and don't deserve any argument they may raise to dogde their responsibility. 
Tell them to read at least these documents before the argument. 
The first one is the most comprehesive toxicology summary published November 2010 by U.S. DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES.
Read at least 3.2.1 Inhalation Exposure of Chapter 3: Health Effects page 22 and on. 
You will know then that you have no choice but rely on animal studies to evaluate human risks. 

The seond must-read is the record on the Manhattan Project how those excellent scientists struggled to find out the toxicity of this man-made actinoid human being had never known. 
You would be more humble, if you read, to work with plutonium and other radioactive materials and feel more responsibility for the society.
・    

However, there must be some people to argue such as this;
"Laboratory studies with experimental animals have shown that exposure to high levels of plutonium can cause decreased life spans, diseases of the respiratory tract, and cancer. The target tissues in those animals were the lungs and associated lymph nodes, liver, and bones. However, these observations in experimental animals have not been corroborated by epidemiological investigations in humans exposed to lower levels."
Corroboration by epidemiological investigation in humans exposed to lower levels?
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This is the latest study which answers to such question.
Epidemiologically, much lower exposure was confirmed risky for human health.
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Thus, only if there is evidence to prove the sailors were exposed to radiation plume from Fukushima including the inhalation of Plutonium and other alpha emitters, the issue of clinical causal relations would be out of question.
Yes, there is solid evidence.  
The research at IAEA laboratory previously discussed for 239Pu fall out did the numerical study of plutonium particles in the atmosphere at the same time, which indicates that the sailors in question is most likely to have inhaled more than 8 million particles which is almost equal to 100 million plutonium atoms in my rough calculation.    

This study also concluded that unnatural Uranium was released from Fukushima DNNP and US EPA monitored the surge of 234Uranium in Alaska on April 1, 2011.

234Uranium is alpha emitter, too. 
It is scary to imagine how much alpha emitters the sailors have haled.

The question why so much 239Pu and very unnatural  234U were released from Fukushima DNPP remains but a logical corollary is possible to be discussed some other time soon.
5) Conclusion
San Diego is the right place for sailors to establish purposeful direction because;
TepCo as well as GE knows as a common sense of nuclear industry that the radiaiton exposure is chronically-disabled.
TepCo knew the massive radiation release from Unit 4 of March 15 2011 and could act to warn USS Ronald Reagan to leave the predicted area of plume dispersion in coordination with both Japanese and US governmentm, IAEA and GE because there were some employees of GE-Hitachi in Unit 4.
There are much more credible radiation toxicology scientists in the US than any other countries in the world, particularly for alpha emitters. 
  As this kind of health hazard case is given to doing unfair treatment for plaintiff, San Diego being a venue is adequate because the US is the country of fairness.  
Love for all of you,

soliloquy in passing sometime later.
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2018.01.12 Friday

Who is Mr. Trump?:レイコフ先生ダメですよ、メンタル・モデルです。

トランプという人が性格的にどういう人なのか分からなかった。分からないから、ほとんど書いたことがない。

最初から不思議に思っているのは、この人は何故大統領選に出馬したのか、動機は何なのかということ。今でも分かりません。
分かっているのは、この人の経済政策の根本に以下の二つがあることです;
1)世界中に戦争の火種をまき散らして軍産複合体を益すること。つまり、ロッキードマーチンなどの軍需産業の稼働率を上げること。日本に売りつけた兵器を考えれば分かることだが、サウジアラビアに10年間で40兆円相当の契約をしたことは記憶に新しい。ヨーロッパでも売りつけに成功している。シリアを見れば、もっと良く分かります。アメリカが云う穏健派反アサドミリタントに武器を供給しています。米軍も攻撃しますから、ミサイルでも銃弾でもヘリコプターでも税金で買います。ミリタント、実際はテロ組織ですが、そこへの供給も無償じゃないです。ミリタントは、彼らが支配する地域の石油や天然資源の獲得宣言を担保にして資金を調達するのです。当然ウォールストリートにも金儲けのチャンスが生まれます。ウクライナでは、重火器の提供を解禁しました。オバマの在任中は抑制していました。お金のないウクライナはIMFの支援を受けて購入します。IMFもアメリカの支配下にあります。大儲けです。中東ばかりか世界平和のカギと言われる”イランの核合意”(前回ブログで詳しく述べました)を破棄しようというのも、世界が収まったらお金儲けの種がなくなるからです。合意期間の終了する10年後にイランが核兵器開発をするかもしれないなどを破棄理由にするのは口実に過ぎません。
2)気候変動でパリ条約からの脱退で分かるように、これは、コークブラザーズに代表される化石燃料産業を保護するためです。しかも、これは第一の政策とぴったり一致します。石油、天然ガス、加えて金属資源を持つ中東や中央アジア(アフガニスタンはその典型)で、自分の云うことを聞く政権にしようとするネオコン戦略とぴったり合うものです。今回失敗に終わったイラン反政府デモ介入はこういう問題です。
Camp David

新年になって、大統領専用保養地キャンプ・デービッドで主要閣僚と共和党上院トップが大変いい会議をしたそうで、記者会見ビデオです。これを見て、トランプという人が少し分かったように思いました。(1月7日

 

 

私が、なるほどねと思ったところをありがたいことにツイートしてくれました。

 

1)初めての挑戦で大統領になったのは、利口どころか天才。精神的に安定した天才。

2)人生を通じて安定した精神と頭のいいおが財産。心のゆがんだヒラリー・クリントンも同じことを云っていたが破滅した。大成功したビジネスマンからテレビのスターに・・・(そして、世界最強国の大統領に)
私が思いましたのは、この人は疑いもなく「自分を天才と思っている。頭がいいと信じ込んでいる。そこにウソ偽りなどない」ということです。
そりゃそうでしょう。お金がっぽり儲けて、テレビの司会者か何かで結構人気があって、大統領選勝利です。多くはそう思うんじゃないですか?
このような輝かしい経歴の人は、何百万人か何千万人に一人なのは確かです。これには文句のつけようがないです。
疑問があるとすれば、そのすばらしい成功が頭の程度と関係あるのかということじゃないですか?
この人の予備選での他の候補者とのやり取りやツイートを見ると、この人がReactiveな人であるのは間違いありません。Reactiveは反応の良いという見方が一般的ですが、人の性質ということでは、「あまり深く考えずに反応する人」という意味です。
そこに、あくまでも仮説ですが、「この人はReactiveであることが頭のいい証拠と思っている」というのを加味すると、何となく分かるような気がします。(疑問だらけに一本の線が見えてくるという感覚)
Reactiveと思ったのは、これが最初でした。共和党予備選で最後まで残ったテッド・クルーズがモデル時代のメレニア夫人の写真でトランプを揶揄した時の反応。

 

これで、返しますか?クルーズの奥さんの顔を変形させちゃって・・・品のない男だなと思いました。(ここ注意してください。品のない男と思ったのは、私のメンタル・モデルでトランプの行動を評価しているのであって、トランプのメンタル・モデルと無関係です。)

無礼極まりない奴ですよ、ったく。(これも、私のメンタル・モデル

時間があれば、こんなものもご覧ください。(これは、余計なお世話

こういう思い付きをトランプは頭がいいと思っているんですね。(これは、仮説を正しいとした場合のことです。トランプがそう思っているどうか未だ分かりません。)
これも、同じ類。(同じ類かどうかは、見る人によって変わるかもしれませんが・・・)
金正恩が、「アメリカが核戦争やるきなら核のボタンは机の上にあるのでいつでも押せるぞ」と云ったことに即対応して、「こっちのボタンの方がでかくて強力だ。こっちのは偽物じゃないぞ」とツイート。
どう考えてもバカじゃないですか?(これは、1)仮説が正しい、2)同じ類という二つの条件に立った場合の判断に過ぎません。未だトランプがバカかどうかわかりません。)

レトリックなんてもんじゃないです。後先考えている訳でもない。単に、そういう素早い反応が受けるから頭がいいと思い込んでるんでしょう。(これは、仮説を三つの事象―事実ーに照らした私自身の判断です。未だ仮説が正しいかどうか分かりません。が、ここまでくるとほとんど正しいです。)
後先など考えていないです。キャンプ・デービットの記者会見にありますが、北朝鮮が平昌オリンピックに選手団送るという質問に対して、韓国大統領から電話があって、「北朝鮮に対する(トランプの)強い姿勢のお陰だと感謝された」と云いました。
そんなこと云う必要もないでしょう?でも、云っちゃうんです。どうでもいいことなのに。人生に自信満々ですから、全部、自分のお陰
(こういう余計なことを云う人はこの人だけじゃないです。私もやりますし、多くの人がやります。ここ注意してください。私はここで人間の普遍的な属性を持ち出してきました。これは、視点と云っていいと思いますが、メンタル・モデルを見る時にすごく重要な視点です。普遍的なものはほとんど真実ですから、仮説に一本芯が通ったという感じですね。)
ついでに、仮説ですけど、ケツの穴もちっちゃいんじゃないですか。(仮説、仮説をサポートする事象、普遍性から新たな仮説が生まれる例です。
仮説からトランプのメンタル・モデルを考えてから4日後の昨日(1月11日)、これを読みました。
トランプとバノンの関係がおかしくなったベストセラー。読んでません。ニューズウィークにあったもの。20の内、人物分析に関係あるものだけ挙げてみました。
著者の言い分がすべて正しいかどうか知りません。が、このようにトランプを見る人がいるというのだけは確かなのでしょう。
本なんか読まないよ、文章だってちゃんと読まない。誰も、本人すら、選挙に勝てるとは思ってなかった。勝ったら大変なことになる。自分でべらべらしゃべってゴシップが出ると「誰だ、リークしたのは」となる。選挙期間中も憲法なんか知ろうともしなかった。マクドナルドを食べるのは、安全に調理されていると思っているからだ。
バカの類ですね。
この本の著者は、ホワイトハウスの内側の人たちの話を記録して書いたものだそうですが、私の仮説(行動様式からのメンタル・モデル分析)が正しいと云っていることになりませんか?
3. Trump didn’t want to win, and no one in his campaign thought he would win. “Well, it would only be a problem if we won,” ­former national security adviser Michael Flynn assured his friends about his decision to accept $45,000 for a speech in Russia.
8. Trump eats at McDonald’s so often out of paranoia and because he is a germaphobe. "Long afraid of being poisoned, he would say that one reason why he liked to eat at McDonald's was because nobody knew he was coming and the food was safely prepared," the book says.
11. As a candidate, Trump had no interest in learning about the Constitution, which he knew very little about. “I got as far as the Fourth Amendment, before his finger is pulling down on his lip and his eyes are rolling back in his head,” said Sam Nunberg, a former adviser to the Trump campaign.
14. Trump reassured Melania that he would not win the election. On election night, when it became clear that he would win, "Melania was in tears—and not of joy."
16. Trump never reads. “He didn’t process information in any conventional sense. He didn’t read. He didn’t really even skim. Some believed that for all practical purposes he was no more than semiliterate,” the book says. 
20. Trump would share private details about himself, then get upset when information was leaked. "As details of Trump’s personal life leaked out, he became obsessed with identifying the leaker. The source of all the gossip, however, may well have been Trump himself," Wolff writes. "In his calls throughout the day and at night from his bed, he often spoke to people who had no reason to keep his confidences."
そこで、私の仮説の詰めに入ります。
トランプのようなReactiveで、自分に有り余る自信、自己拘泥の感情が強すぎる人は戦略的思考を持ち合わせないということを確認したいのです。
私は日本をアメリカの支配から抜け出させたいと活動を続けています。
バカだろうが何だろうがアメリカ大統領は権力を持ってますので、彼の戦略思考をきちんと見なければならないからです。
そこで、ネオコンの理論支柱であるロバート・ケーガンが2016年7月、つまり、大統領選挙4か月前に民主党候補ヒラリー・クリントン支持の旗色を鮮明にした理由を改めて調べました
トランプ支持拡大が経済の低迷からきていると思っている。確かにそれもあるかもしれない。しかし、トランプが有権者に与えようとしているのは経済上の救済ではない。彼の公約が日ごとに変わるのをみれば明らかだ。彼が与えているのは、態度だけであり、荒っぽい強さとか男気のようなもの、きめ細かな民主主義文化の粗野な否定、それらを信じる支援者が生まれれば、結果的に、アメリカ国家の弱体と無能力化になるということなのだ。
We’re supposed to believe that Trump’s support stems from economic stagnation or dislocation. Maybe some of it does. But what Trump offers his followers are not economic remedies — his proposals change daily. What he offers is an attitude, an aura of crude strength and machismo, a boasting disrespect for the niceties of the democratic culture that he claims, and his followers believe, has produced national weakness and incompetence.
トランプの支離滅裂で矛盾だらけの発言は一貫している。つまり、支持者の敵意と嘲りの感情を煽って訴えている。それに、恐怖心、嫌悪、怒りという要素を加味している。彼の公の場でのスピーチは、イスラム教徒、ヒスパニック、女性、中国人、メキシコ人、ヨーロッパ人、アラブ民族、移民、難民を脅威、あるいは嘲りの対象とした攻撃か物笑いの種にするという構成である。
His incoherent and contradictory utterances have one thing in common: They provoke and play on feelings of resentment and disdain, intermingled with bits of fear, hatred and anger. His public discourse consists of attacking or ridiculing a wide range of “others” — Muslims, Hispanics, women, Chinese, Mexicans, Europeans, Arabs, immigrants, refugees — whom he depicts either as threats or as objects of derision.
政策みたいなものが正にそれで、外国人と見た目の非白人に対してタフになる公約である。国外追放、入国禁止、暴力で屈服させる、嫌なら金払え、それも黙れである。
His program, such as it is, consists chiefly of promises to get tough with foreigners and people of nonwhite complexion. He will deport them, bar them, get them to knuckle under, make them pay up or make them shut up.
いいですか、元々大統領になれると思ってもいなかった、目立ちたい、ビジネスで大儲けしたから他人をバカにする、しかも、有色人種を蔑む。憲法も知らないし学ぶ気もない。こういう人です。
日本は、戦後制度的にアメリカの奴隷みたいなもの。日本人、有色人種です。危険そのものじゃないですか?
それから、大統領は権力者です。権力に引っ付いていれば何かと有利になると思う人は多いです。しかし、大統領だけで戦争などできません。オバマ大統領もウクライナのクーデターを事前に知りませんでした。トルコがロシアの爆撃機Su-24を撃墜したことも知りませんでした。4年ごとに選ばれる大統領とは違って、CIAや軍は継続しているのです。
ポッと大統領になっても外交や軍事には素人と同じです。ディープステーツというものの怖さがそれです。
ロバート・ケーガンやイスラエルの強力なロビー団体AIPACが怖いのはそういうところなんです。しかも、彼らは選挙で選ばれるわけではありません。
何でも、アメリカとひとまとめにして物事を見るのも危険ですし、大統領がすべてと見るのも危険です。ディープステーツも一枚岩ではありません。それぞれがそれぞれの部署で権力争いしているのです。そういう中で、私たちも狙いを定めて戦わなければならないのです。

このスクリーンショットは、トランプが記者の質問に対して、自分は素晴らしい大学を出ているから始まって経歴を自慢するシーンのちょっと後ですが、キャンプデービットに集まった要人たちです。一番左がポールライアンで下院議長。三人目がミッチ・マコンネル。上院のマジョリティ・リーダー。四人目がポンセオCIA長官ですが下院議員です。右から三人目がエクソン会長だった国務長官ティラーソン。トランプをバカと呼んだとかで一時騒動になりました。その右が国防長官マティス。政治家連中とは違ってこの二人は(私には)どことなく白けた感じがあるように見えました。恐らくですが、「やってらんない」と思っているんじゃないでしょうか。云いたいことは、お互い観察を良くしましょうということです。物事を動かすのは、あくまでも人です。組織を動かすのも国を動かすのも人です。
人を見る。人のメンタル・モデルに入り込む。
私たちが社会を良くしよう、国を良くしようと思うなら、詰まるところは人対人です。
実は、このブログを書くきっかけになったのは、こういうのを見ちゃったからなのです。1月10日
私は、Shiraishiという人もレイコフ教授も知りません。調べてもいません。ツイートから判断するだけです。

トランプは頭がいい、頭の回転もいい。戦略にも優れていると云っているのです。
変だな〜というのがきっかけです。
特に、気になったのが一番。問題の構図を素早く断定。おひょひょとなりました。

それで、レイコフさんのを見た。そこに、Preemptive Framingというのがある。知りませんから調べました。面倒だからグーグル翻訳でズル。英文にリンク貼りました。日本に勢いのあった時なら日本語版もあったろうに。

社会科学では、フレーミングは、個人、団体、社会がどのように現実を体系化し、知覚し、伝達するかについての概念と理論的な視点から構成されています。

フレーミングには、マスコミ、政治的または社会的な動き、政治指導者、その他の主体や組織による社会現象の社会的構築が含まれます。言語コミュニティーへの参加は、必ずしも単語やフレーズに起因する意味に対する個人の認識に影響を及ぼします。政治的には、宣伝、宗教、マスメディアの言語コミュニティーは非常に争われていますが、あまり激しく守られていない言語コミュニティーでの枠組みは、明らかな紛争の少ない文化的な時間枠にわたって、目に見えないほど有機的に進化します。

フレーミングそのものは、思考過程や対人コミュニケーションのプロセスを強調するかどうかによって、2つの方法のいずれかで構成できます。思考の枠組みは、現実の精神的表現、解釈、および単純化からなる。通信中のフレームは、異なるアクター間のフレームの通信からなる[1]

観客とどんな種類の情報が提示されているかに応じて、肯定的または否定的なものとして、コミュニケーションにおけるフレーミングを見ることができます。

フレーミングは、状況や問題の関連する側面のサブセットに焦点を当てて現実を単純化する、異なる方法(フレーム効果を参照)または強調フレームとして描写された論理的に等価な代替物を表す等価フレームであると理解することもできる。 「同値フレーム」の場合、提示される情報は同じ事実に基づいているが、それが提示される「フレーム」は変化し、したがって参照依存の知覚を生成する。

フレーミングの効果は、多くのジャーナリズムのアプリケーションで見ることができます。同じ情報がベースとして使用される場合、問題を取り巻く「フレーム」は、実際の事実を変更することなく、読者の認識を変えることができます。政治やマスコミの文脈の枠組みでは、一定の解釈を奨励し、他人を抑えるような方法でレトリックの要素のパッケージングを定義している。政治的目的のために、フレーミングは、しばしば解決を必要としている問題を暗示するような事実を提示する。政党のメンバーは、自らの政治的傾向に賛成する解決策を、現状の状況に最も適切な行動方針として現われるような方法で問題を絞り込もうとする。[2]

社会理論では、フレーミングは、個人がイベントを理解し、それに応答するために依存する、解釈のスキーマ、逸話とステレオタイプのコレクションです。[3]

言い換えれば、人々は生物学的および文化的影響を通して一連の精神的な「フィルター」を構築します。次に、これらのフィルタを使用して世界を理解します。彼らが選択するものは、フレームの作成の影響を受けます。

フレーミングはまた、社会学の重要な要素であり、人間同士の社会的相互作用の研究でもあります。フレーミングは、日々のデータの伝達と処理の不可欠な部分です。成功したフレーミング技術は、受信者が既に知っているものに接続できるように情報を文脈化することによって、無形のトピックのあいまいさを軽減するために使用できます。

大先生ダメですよ。太字部分。メンタル・モデルのことじゃないですか。
トランプのメンタル・モデルに入らないで、ご自分のメンタル・モデルで人を見たらダメと云っているのに。
しかもですよ、2から4は、ほとんど人間の普遍的な属性でしょう。固有の人のメンタル・モデルを分析するのに、そこに入っちゃいけないと云っているのに。
ですからね、とんちんかんな分析になるのです。
1)メディア攻撃は、選挙キャンペーン中からやっていることで、ヒラリーばかり応援するメインストリームメディアを攻撃して乱暴者の白人層の支持を得る戦略ですが、トランプの発案かどうかは分からない。
2016年8月から方向転換した”バーニー・サンダースのパクリで低所得層に対するアピール”は、コンウェイの戦略。
2)スケープゴートを攻撃し本質の話を逸らすというのは、Reactiveと自信満々の攻撃性からくるもので、本当の問題から意識をそらすというのはないんじゃないですか?本当の問題など知らないトランプじゃないですか?
3)観測気球を上げて云々ですが、具体的に何を言っているのだろう?例えば、選挙期間中から、ロシアとは仲良くして中国を痛めつけるということでした。しかし、ロシアゲートが始まると、表面上は中国に媚びる風に変わりました。北朝鮮で中国をなだめすかして圧力掛けましたが、中国もトランプのいい加減さに頭に来て最後は突っぱねました。これは、観測気球と関係ないですよ。元々、トランプに確たる外交方針などないです。イランも直球でした。そして、失敗。
4)そして、一番目の「問題の構図を素早く断定」というやつ。何を言っているのかさっぱり分かりません。トランプがやってきたことに何らかの問題に対処などないですよ。医療問題も税問題も共和党路線だし、外交は、ネオコン路線だからオバマよりは強く見える。しかし、イラン核合意破棄も共和党戦争屋路線。
言語学者だけあって政治・経済・外交に疎いのじゃないですか。

分析の設計ができていないのです。
困ったな。
行動様式学序論(イノベーションのメンタル・モデル)の”ゥ瓮鵐織襦Ε皀妊覯鯡析斥と手法”にリンク貼りますので、そこをよく読んでもう一度設計考えたらいかがでしょうか。

Shiraishiさんのコメント読んで感じるのは、昔よく言われたアメリカかぶれかな。
もういい加減、アメリカから脱皮しましょうよ。
ハーバードやMITに別れを告げて、独創的な発想で物事進めましょう。
それと、社会学ってやつ。
これが分からん。
社会学ってビジネスのことじゃないのかい?特に、マーケティング。
社会は動く。
日本の1億2千万の内、仕事をしている人は8000人強。社会の変化に対応してビジネスも動く。変化に適応できなければビジネスは成り立たない。生活そのものだ。
マーケティング実践せずに社会学もないだろうに。
ああ疲れた。

 
2018.01.10 Wednesday

タイミングを外すと二度とチャンスは来ない:イラン転覆企みの因果関係

室町無頼の一文「自分でじっくりと考え、事象をゆっくり煮詰めて判断をせぬ。その孤独で苦痛な作業に根を上げ、たちまちしびれを切らす。是か非かの、安易な答えを示してくれる者に、群れを成して一斉に縋ろうとする。」の”じっくりと考える”は、時間を掛けろという意味ではありません。

 

ビジネスのイノベーション・プロジェクトは勿論、今の日本の状況を変えようと思うなら、”できるだけ時間を掛けずにじっくり考えなければなりません”。
戦いには時(タイミング)があるからです。
タイミングを外すと二度とチャンスは来ないことが多い。後れを取り戻そうとすると普通では思いつかない知恵が必要になり、時間も掛かります。

2014年11月18日衆院解散、12月14日選挙は現在の日本に導いた運命の選挙でした。

「アベノミクスの信を問う、消費財アップ延期を問う」という解散理由は、国民を欺く理由でした。選挙の狙いは7月1日の憲法再解釈による集団自衛権閣内決議を国会審議することなく、衆院選挙を勝つことで国民が容認したことにして、米国の望む日米二カ国共同防衛ガイドライン改訂にありました。
まさか騙されないだろうと余裕がありました。解散前にブログを書きました。

解散直後も、まだ余裕がありました。茶化してました。

2014.11.19 「安倍しんちゃん、みえみえですがいい戦略です

茶化してられなくなったのが11月23日。

11月23日の東京新聞に「景気 原発 基地…テーマは多いけれど 見極め じっくり」という記事がありました。

衆院解散から一夜明けた二十二日、衆院選の投票先と、選挙で重視するテーマを市民に尋ね、シールで投票してもらう市民団体のイベントが、JR川崎駅前であった。参加した有権者の声を聞くと、投票先を決めかねている人が多かったほか、さまざまなテーマに関心が集まり、戸惑いが感じられた。”とありました。

簡易出版で「あなたの戦略力テスト(安倍解散の真意)」などと半分遊んでいたのが、焦りに変わりました。Facebookで叫んでも信用されなかったです。

自公が大勝するのは分かってましたので、翌年3月ぐらいになるガイドライン改訂に合わせて、国際世論に訴えられないかと考えました。集団自衛権は憲法違反だからガイドライン改訂は無効という世論形成で日米両政府に圧力を掛けられないものか。選挙前から年明けまで、孤独で苦痛な作業をしました。1月6日前までのブログ見ればわかると思います。
しかし、誰も見向きもしなかったです。そして、4月末ガイドランが改訂されました。

ガイドラインは改訂されてしまいましたから、集団自衛権が憲法違反という主張は使えなくなりました。
悩みました。
それで、安倍さんの国会答弁を見て思いついたのが、「この人は弁別能力がないから、安倍さんの集団自衛権閣内決議は無効」という主張で攻められないかと考えました。
当初、アメリカで訴訟を起こしてやろうかと思ったのですが、この案に唯一人賛成してくれたアメリカ在住の友人が自らの訴訟経験から、アメリカでやるのは難しいとおっしゃってくれたので、日本国内で何とかしたい。Facebookで、「私が安倍さんの名誉棄損している」と吹聴してくれと何度も投稿したのですが、誰も乗ってこず空振りに終わりました。
選挙にさえ騙されなければ、話は簡単でしたが、相手は相手のスケジュールで走ってますから、こっちの打つ手がどんどん難しくなるという実例です。
そして、これが最後の手だなと思ったのがフクシマ4号機の隠蔽暴露。隠蔽はオバマ大統領ですし、アメリカから借りた兵器級プルトニウムが大量に飛散したのは大スキャンダルですから、こっちが優位に立てるチャンス。
これを起爆剤にして戦後の米国の日本支配構造に風穴を開けるという狙いでした。
手紙をNHK会長に送ったのが11月6日。枝野フクシマ当時官房長官に送ったのが11月30日。東京オリンピックを自主返上させるとの狙いを書いてますし、ブログにも書きましたから関係者にはある程度連絡が言っているとは思います。こういう動きに対しては相手は無視するしか方法がありません。当然、返答などある訳もないです。何故東電に送らないかとか、官邸に送らないかという質問か助言がありましたが、「一番無視する相手に送ってどうするのか、少しは頭使え」と思いましたが沈黙は金。
戦いには時(タイミング)があるというのは、この具体例で分かると思いますが、この間の作業は、本当に孤独で苦痛です。ものすごい数の資料を検討しながら考えに考え抜きます。この場合、常に戦う戦略(仮説)を持ちながら資料に当たります。そうじゃなければ、時間の無駄になります。スピードが要求される場合には、特に、そうしないと何事もできません。
そこで、ちょっと難しいこと言います。

じっくり考えるというのは、能力をaとし、時間をTとすると、考えた結果Y=aTという関係になります。ここはいいですね。

時間を短縮して同じYを達成するにはaという常数(IQとしてもいいでしょう)を大きくしなければなりません。しかし、急にIQを上げるなどできません。したがってaは一定。一定のものをどうやって大きくするかという課題になります。
答えは、Y=at∑Fです。tはTより短い時間。Fはフィールドですが、答えを出すのに必要な知識領域の”広さ”と知識領域間の”因果関係”という意味です。そして、”広さ”と”因果関係”を並行処理する。それが∑(総体)という意味です。

答えを出すのに必要な知識領域の”広さ”と知識領域間の”因果関係”という意味を説明します。

この図は、論文「行動様式学序論:イノベーションのメンタル・モデル」のチャンピオンの行動様式にあるものです。

 

アメリカの研究者が、開発中の除草剤の土壌挙動の研究を学会誌に投稿しようとした時、待ったを掛けました。向こうはカンカンに怒りました。「渡辺、一度くらいはこっちの言い分も聞け」と。
その論文は技術的に間違っていると具体的に技術説明をして事なきを得ましたが、その論文が世に出るとややこしいことになるという私の頭の中身を示したのがこの図です。

ビジネスですから、目標は年売り上げ120億円です。(実際には250億円になりました)
その120億円を達成するための様々な要素との因果関係をスケールの重なりで示したものです。
周辺にあるのが、このような因果関係を見出すために背景となる知識です。私は、契約書でも特許申請書でも自分で書きます。その上で、弁護士や弁理士のチェックを貰います。利益計算は自分でやります。イノベーションの最初の段階に会計士などの出る幕はありません。
イノベーションを引っ張ろうとすれば、一般に云う専門分野の知識も持たないと専門家を使いこなせないのです。
120億円という売り上げ目標は私が立てたものですから、それを達成するのは私の責任です。製造コストは製造部門の予測を貰いますが、後になって、間違ってたとなったらどうします?
専門分野の人の言い分を鵜呑みにしたら後になって取り返しがつきません。自分が納得するまで検討した結果、彼らの予測を使えば、間違っていたとしてもそれは私の責任です。私が、相応の知識を持って彼らを使いきれなければ責任の取りようがありません。失敗して誰かの所為になどできません。
普通のビジネスマンから見れば、この知識領域は格段に広いです。当然ながら、農薬開発技術や毒性研究の実験方法や評価も分かります。
そして、その一つ一つが、目標の120億円にどう関係するのか知らなければならないのです。ここに挙げたすべての要素は変化します。研究所の報告書が変化をもたらす可能性があると見抜き、一瞬の内に120億円の目標に具体的にどのような形で影響をもたらすのかを因果関係によって判断します。
化合物の特許は20年間です。時間を掛けてじっくり考えていれば、特許の独占期間を短くするだけです。時間と競争します。その結果、通常商業化まで11.5年掛かるのを8.5年でやりました。特許独占期間を3年長くしました。売り上げにして750億円分のメリットです。時間を掛ければ競合の参入を許します。マーケットシェア90%など取れなかったでしょう。したがって、実質的にはその倍、1500億円。営業利益率は40%でしたから、600億円の価値。このイノベーション・プロジェクトにおける知識領域と因果関係把握の価値です。このプロジェクトの投資額は40億円でしたからこの価値の大きさがわかります。
イノベーションはチームの仕事ですから、勿論、私だけの貢献ではありません。それが成し遂げられたことには三つの重要な要因があります。
1)日本とアメリカ東海岸の時間差:半日違いますから、一日24時間がそのまま使えます。夕方、日本から送った仕事の依頼を相手は朝受け取ります。彼らが彼らの日中(私は睡眠中)してくれたことは、翌日朝私の手元に届きます。逆も同じです。物理的な時間差が実は大変に有利になりました。ロンドンだとこうはいきません。重なる日中時間があるので、無駄が出ます。
2)この無駄にならない時間差を、さらに有効にするのが仕事のスピードです。相手の要求や質問を、事前に自分の頭で処置していれば間髪を置かずに回答できます。こっちがそのリズムで球を返すと相手の玉の返し方も早くなります。これが、海を越えたチームのリズムを作ります。リズムは互いの頭を活性化していい意味で競争状態を作り上げます。効率が極端に上がります。
3)そして人材能力。トップ5%しか採用しないと豪語していた名門デュポン社でしたから、みな一流のビジネスマン、一流の研究陣です。そういう人材同士でなければ、時間差も使えませんし、玉のやり取りのスピードも上がらなかったでしょう。
そこで、∑Fを社会問題で考えようと思います
知識の広さと因果関係を並行処理すると言いましたが、この際、並行処理は忘れてください。
知識は広くないとどうしようもないですから、情報を得る努力だけはしなくてはなりません。すぐ白黒つけるのを止めて疑問は疑問のままにしておくを大原則にして。
因果関係については、もしかすると解決策はあるかもしれない。
前回、同じテーマGMで比較した大前氏と三橋氏。お二方には人の存在がないといったものです。
今回、さらに考えると、違いがもっと明確になりました。
1)お二方には、時代背景の認識がないのに気づきました。2008年11月オバマ大統領が生まれました。リーマンブラザーズ破たんの二か月後。世界金融恐慌の真っ只中でした。大失業時代の到来とも予想されました。このような状況の中で大統領になった人の心の内に入ろうとしない。「人がいない。自分しかいない」なら、時代認識にまで及ばないのも致し方ないかもしれません。そして、これは多くの人に共通の弱点です。
他人に対する同情を口にしても、実際には自分しかいない。そんなところに本当の優しさなどありません。
2)さらに、オバマ大統領がGMを救った場合、日本の自動車メーカーに影響を与える、日本経済そのものに大きな影響を与えるかもしれないという危機意識がないのです。
以下は、オバマ氏が大統領選に勝った直後に書いた私の危機感です。ブログには最悪のシナリオを想定しています。

米国で、GMとクライスラーが政府からの支援を得ようとして苦悩していることはご存知だと思います。現時点では明確な見通しは得られていないようです。自力で立ち直るのはほとんど不可能という報道すらあります。
・・・・・
米国は、自動車産業を潰すことはできません。お金をいくらつぎ込んでもすぐに燃費の良い、競争力のあるエコな車ができる訳ではありません。
このシナリオは自然の流れです。米国はこのように考えるはずです。米国の自動車産業を守り、失業率を抑え、実体経済を強くしようと思えば、必然的にこの論理に帰結します。論理ができれば、後は実行するだけです。

日本経済に対する悪影響を心配していましたから、GMの推移と共にアメリカ経済の推移状況を追いました
GMとトヨタが1984年に設立した合弁工場NUMIIからGMが撤退しトヨタも撤退するという話が出た時、「撤退したらトヨタはやられる。撤退しないでGMを支援する形を採ればトヨタの名声がゆるぎないものになる」と警鐘を鳴らしたのが2009年7月でした。撤退発表が8月28日。あっという間にやられました。

 

15か月後には、何の問題もなかったことが証明されました。画像は、電子出版にリンク貼りました。

大前さんも三橋さんも、日本経済の心配をして追っかけていたなら、あのようなOp-Edやブログを書かなかったと思います。

時代認識のなさは、ちょっと救いがたい気もしますが、それは別にして、差はGMというよりオバマ大統領の経済政策が日本にどう影響するかを見てないことと思います。
助走とでも言えばいいのか、踏切る(自分の意見表明:決断)までの走った距離の違いとでも申しておきましょう。それが、因果関係を解くカギになるかもしれません。
助走という言葉は使えますね。
思いついたら直ぐ実践してみる。
元旦と二日のブログがすんなり分かる人はほとんどいないと思います。
分からない理由は、おそらく助走が足りないからです。
助走を補うと同時に、ちょっとだけ考え拡げることをつづきに述べます。

 

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2018.01.05 Friday

無知と傲慢の石牢から引きずり出せ:垣根涼介「室町無頼」

断定。傲慢。頑固」が私のレッテルらしい。

ず〜っとそう言われてきました。
ツイッターは勿論、Facebookにも厭きました。ブログの世界に戻るにしても望ましい日本を作る力にはならないことは承知です。が、心残りはあります。

昨年末、上諏訪の温泉宿に二泊した。10年以上も温泉に行ってないので、のんびりできるかなと。しかし、列車で読んだ垣根涼介の「室町無頼」が激しく襲い掛かってきた。のんびりどころじゃなくなった。

垣根が、”今”を描く、人間を描く作家なのは分かっていた。数年ぶりに読む垣根がどう変わったのかを読むのが楽しみだったが、いきなり脳天に衝撃を食らった。

道賢にはその時点で、おおよその見当が付いた。当世の官司ほど意気地のない者はない。朝廷の権威を笠に下々には威張り散らす反面、腕っ節の強い剛の者が現れると、たちまち腰砕けになる。おそらくは賊の脅かしに屈し、銭袋を渡した。が、他の関所の侍どもはたぶん徹底抗戦した。結果、斬り殺され、関所も焼かれた。関所狙いをした者の狙いも分かる。銭目当てもあろうが、官司の体たらくを満天下に晒し、朝廷や幕府の権威など怖るに足らないと知らしめようとした。おそらくはそんなところだろう。」(室町無頼 114ページ)
道賢は、主家を失った牢人300人を率いる京都治安維持民兵の頭領で同じく牢人。4人の主人公の一人である。関所破りは京都近郷の百姓自警団を束ねて土一揆を企てる牢人蓮田兵衛。剣の達人である。残り二人の主人公は、兵衛に拾われて棒術を極めようとする17歳の牢人、才蔵。そしてもう一人は、喰い詰めた武士の娘から遊女になった芳王子(はおうじ)である。
脳天に衝撃を受けたのは、「官司の体たらくを満天下に晒し、朝廷や幕府の権威など怖るに足らないと知らしめようとした」が、私のフクシマ4号機そのものだからである。
正月前の閑散期でもあり温泉を独占する贅沢に浸りながらも、フクシマ4号機の狙いが浸透しなかった情けなさもあって諏訪湖周辺を歩き回った。しかし、海と違う湖面の煩ささに辟易して翌日は、関ヶ原の5年前1595年に建立された唐沢山阿弥陀寺を目指した。林の中である。人っ子一人いない。頭のもやもやが消える期待をしながら登った。鐘楼と玄武岩の石垣を見て登るうちに腹の底から怒りが込み上げてきた。食うものも食えない山間の百姓に仏のありがたさを説き、施しと使役を得て阿弥陀寺かと思ったからだろう、たぶん。
しかし、怒りと同時に納得する自分がいるのも自覚した。「無知であっても何かに縋るのは文化を残すものなのだ。ここに来たのも縋りが導いてくれた賜物なのだ」と感心する自分に苦笑を禁じ得なかった。

自分は傲慢なのか・・・。
垣根は私に問いかけるのを止めない。棒術の老師が、何でも知りたがる才蔵を諭す部分です。

よいか。多くの人の不幸の一つはの、今は分らぬことにまで、ろくに考えもせずすぐに白黒を付けたがることにある。性急に敵か味方かを見分けたがる。所詮は下司の勘繰り、損得勘定よ。

じゃがの、世の中にはすぐに答えの出ぬこともある。時に非でもあり、時に是でもあることがある。是非を超越したものもある。それは、賽の目のように変わることもあるし、立場によっても変わる。死ぬまで答えが分らぬこともある。

が、悲しいことに、人は存外その不安に耐えられぬ。揺れ動く自分の半端な立場に我慢ができぬ。自分でじっくりと考え、事象をゆっくり煮詰めて判断をせぬ。その孤独で苦痛な作業に根を上げ、たちまちしびれを切らす。是か非かの、安易な答えを示してくれる者に、群れを成して一斉に縋ろうとする。また、そういう者どもに限って、自分の是と異なるものに非を鳴らす。挙句、無知と傲慢の石牢に入る。

今のぬしがそうじゃ。大馬鹿じゃ。分らぬことは分らぬこととして、当座は受け入れておく。時が経てば分かることもあるし、死ぬまで分からぬこともある。そんなものは文箱にでもそっと仕舞っておく。留保する勇気じゃ。文箱の中の存在を、分からぬままに受け入れ、尊重する。

ぬしにはその気構えが欠けておる。謙虚であれ。未熟な自分を受け入れ、人を盲従することなく、信じよ。間合いを測りつつも、相手を敬え」(戦国無頼 208ページ〜)

こういうことがあると、何だろうと思います。偶然を信じない傲慢な私でも。
上諏訪に向かう前、Facebookコメントに対する私の返し・・・。
北朝鮮沖の米韓日大軍事演習が、北の核脅威を大げさに煽って真の狙いは中国だったという予測をして慌てました。今でもほとんどの人は信じないと思います。二日ほどFB休みますので、予測とはどういう具合のものなのか書いてすっきり休みたいと思います。

1)ここに挙げたことを知らないと予測はできません。(背景と経緯、さらにアメリカのでっち上げの上手さとプロパガンダ力)
2)ここにはウクライナのクーデターを作ったヌーランドを例に挙げましたが、ネオコン戦略家ならどうするかのパターンも知らなければなりません。
3)一番大事なのは、やった時のメリットです。動機とそのメリットが大きければ、何かが起こります。
4)物事に偶然はないと考えられるかどうかは、あなた次第です。つまり、誰かの意志で物事が起こるかどうか。
5)中国の全中会、大規模演習時期、そして、付け足しの衆院解散。この一致に気付いた時、脳が1)から3)をアナログ的にすさまじいスピードで処理始めます。これが、よく私が使う情報の多次元多層並行処理というものです。

人工知能には絶対できない私たちの脳の素晴らしさです。


残念なことに、この脳力は生まれつきのもの(属人的)と言われて、1,000人に一人とか2,000人に一人とか言われています。頭がいいとか、学校の成績がいいとかとあまり関係はありません。私はミュージシャンの才能の方が良かったなと悔しい思いをしていますが、神様が意地悪してこういう力を与えてくれたんだなと思います。だから、私の所為じゃないですから自慢することではありません。
私の長い人生で、そういう資質(並行処理脳力)を持っている人は一人しか会ったことがありません。

訓練で何とか増やす方法を探ったのが論文「行動様式学序論:イノベーションのメンタル・モデル」です。
もし生きてたら、もう少し良い訓練方法を考えようかと思ってFBを休みます。

この投稿に、国際政治を熱心に勉強しているヨーロッパに住む日本人女性から、”安倍政権が一転、中国の「一帯一路」支持で動き出す経済界”という記事を引用して、「とすると、これはどういうことになるのでしょう。」という質問がありました。

この質問に対する私の返答が以下です。
わかりません。
あなたのコメント見ていて感じるのですが、1)これはどうなるのか?という質問はすごくいいですが、その疑問は自分に問いかけて、どうなるかを自分で考える。それを仮説と言います。仮説は口に出さない。他人にも尋ねない。2)自分のありったけの知識でどう展開するのか自分だけで考える。3)メディアの情報はあくまでもメディアの情報。その情報をバイアスにしてはなりません。
・・・・・
2)この件で云えば、私が仮説を発展するなら;
政治は経済に影響されるということ(絶対真実)。安倍さんが進めたTPPの先行きと中国のB&Rを経済界はどっちが得になるか考えているということ。これも当然。経済界が、米中ロ関係をどのように分析しているかは(私には)わかりません。既に、安倍さんが中国に接近し始めているのは事実と思いますが、安倍さんの腹の中も、それと日米政治関係との絡みも今はわかりません。
ただ、うっすらと、経済界が中国の勢いに遅れてはならないという機運が生まれているのだろうという感じを持ちますが、あくまでも感じです。それが安倍さんに強い圧力になるだろうとは思います。しかし、日本国として接近しすぎるとアメリカは黙っていないだろうと想像します。
一方、中国は(これはロシアも一緒ですが)、日米軍事同盟に何らかの形でくさびを打ち込みたいと考えています。経済力は中国の武器です。それを材料にして、懸案の歴史問題や領土問題に優位な立場に立ちたいとしています。(これは、当たり前です)
来年、安倍さんの訪中と習さんの訪日も政治課題に上っているようです。こういう中で、アメリカとしては未だ使える材料としての北朝鮮衛星打ち上げ予定問題をどう処理するつもりなのか。それ次第では、日中の雪解けなのかどうかわかりませんが、それも左右することになります。
・・・・・
3)全部、疑問ばかりです。中にある経済界、中国とロシアが日米関係を弱めたいというのだけが唯一事実と考えていいことです。それを中心に進展を見守ります、私の場合。
疑問には、決して白黒つけないこと。疑問は疑問のままにしておくこと。疑問は、記憶に定着する。白黒(勝手に)つけると、よほどのことがないと記憶は消えます。
4)疑問がたくさんあって、疑問に対する答えは互いに矛盾する場合が多い。頭のなかが疑問だらけなのが、突然、一本の線でつながる。自然につながる。それが、疑問に対する解です。
無理につなげてはなりません。
あなたの疑問を大事にすること。
老師の諭しと似てませんか?知らないものは知らない。疑問は疑問のまま。白黒つけない。
私は、competitiveな男と言われます。アメリカ人からもよく言われました。競争心が強いという意味ですね。
自分でもそう思います。が、競争は嫌いです。負けず嫌いなのは100%確かです。
競争は嫌いですが、Competitiveな自分もあると思うのは;
1)戦略分析・立案という領域で、他の人との相対位置を客観的に知る(competitive?)
2)その領域で抜きんでいたいという願望は強かった(competitive)
3)しかし、敵わないと思う人がいればあっさりあきらめる(not competitive)
自己評価なら1勝1敗1引き分け?ですか。つまり、他人の見る目が正しいのかどうか私には分かりません。

論文「行動様式学序論」の「3.  本論の関連研究と用語の定義を読んでいただければ、ビジネス戦略に関する私の相対位置がおわかりいただけると思います。少なくとも2011年時点で、”戦略立案のための予測を可能にする思考パターンをメンタル・モデル”と定義した人は世界にいませんでした。

予測能力を高めるためのウェブ活動を行ってきたので、不特定多数に影響を与える著名なコンサルタントやオピニオン・リーダーがどの程度の戦略能力を持っているかは気になりました。
比較するには、同じテーマで自分が何を書き、比較する人が何を書いたかのみで相対位置を確認します。客観的にするためにはできるだけ同じテーマでなければならないという原則です。つまり、自分が精通した領域以外で他人を評価するのは、それこそ傲慢と思うからです。多くの人と比較しましたが、ここでは代表的な例に留めます。
日本トップの戦略家と言われる大前研一氏
圧倒的なファン数を誇る三橋貴明氏
お読みになれば、私が彼らと何がどう違うかか分かると思いますが、違いは、お二方には人がいないということです。GMという対象物対お二方という関係。
私の場合は、対放物GMの戦略立案者の立場から、どのようにして5兆円の投資を回収するかという、視点じゃなく、戦略立案者になり切って作業をしているのです。これは、大変に労力の要る作業です。
この違いはすぐ分かりますから、私がかなり特異な位置にいると確認できた訳です。
しかし、こういう人たちに人は集まっても、私には集まりません。
おそらく、知名度だけでなく彼らの方が多くの人が欲しい答えを与えてくれるからではないかと思ってきました。
自分でじっくりと考え、事象をゆっくり煮詰めて判断をせぬ。その孤独で苦痛な作業に根を上げ、たちまちしびれを切らす。是か非かの、安易な答えを示してくれる者に、群れを成して一斉に縋ろうとする。また、そういう者どもに限って、自分の是と異なるものに非を鳴らす。挙句、無知と傲慢の石牢に入る。
残念ながら、これが世の中です。
前掲の大前研一氏のOp-Ed分析に次の文章を書きました。私は、孤独で苦痛な作業を無機の作業と呼んでますが、その違いは「有機、無機という言葉」をクリックして読んでください。
私が論文「イノベーションのメンタル・モデル」で定義しているメンタル・モデルは、知識と思考パターンという狭義である。
それは感情と無関係。「食べログ」に関するブログで、有機、無機という言葉を使った。英語の訓練も無機であり孤独で辛いものだとも書いた。

私の過去9年間の記録です。ブログ、論文、ホームページに証拠があります。これらも基本はすべて同じ、対象物に入り込んで物事を見ています。
1)2009年 オバマ政権の気候変動対処戦略を予測しました。当たりました。(2015年判明)
2)2009年 トヨタ車リコール事件がオバマ政権のGM再建の戦略と見抜きました。当たりました。 
3)2011年 論文をオンライン公開しました。
4)2013年 アベノミクスの結果を予測しました。当たりました。
5)2014年 フクシマ4号機から兵器級プルトニウムが飛散したと推測しました。当たりました。(2016年判明)
5)2014年 衆院解散が集団自衛権による日米防衛ガイドライン改訂にあることを見抜きました。当たりました。
6)2015年 シリア上空トルコによるロシア爆撃機Su-24撃墜がアメリカの戦略と分析しました。当たりました。
7)2016年 南シナ海で中国とフィリピン間に紛争勃発を予測し止めようとしました。
        私の所為ではないですが止まりました。
8)2017年 米日の北朝鮮挑発軍事演習が、中国全中会ぶち壊し習金平揺さぶり戦略と見抜きました。
                     当たってますが・・・
9)2018年 イラン反政府デモがアメリカとイスラエルがMEKを使った政権転覆工作と見抜きました。
                     当たりました。が、新たな紛争を防止するために何をすべきか考慮中です。
楽しんでいますが、孤独で時間の掛かる苦痛な作業の結果です。
不幸なことに、他の予測でも外れたことはありません。
但し、この次の予測が合うかどうかはわかりません。やってみなくちゃわかりません。
「断定。傲慢。頑固者」のレッテルに相応しい実績と自画自賛しています。
心残りというのは、私みたいな者を育てなければならないのかな、とちらっと思うこと。
いつか、そういう人が必要になる時代や場面があるかもしれない・・・。
ないかもしれない・・・。
蓮田兵衛は土一揆を企てその最前線に自分と共に立つ才蔵を育てるために10か月間死と隣り合わせの訓練を老師に委託するのです。
兵衛も土一揆が持続するとは思わず、前例を作るために捨て石になるという考えなのですが、その結末に垣根の迷いが見えるような気がしました。
垣根は、希望を書く作家です。
今の日本の状況を室町時代に重ねて見ているのですが、現代の土一揆とは一体どういうものか、答えは誰にも出せないのかもしれない。
実は、もう9年になるのです。現代の土一揆を考え始めてから。
個人の時代到来に心を燃やして、はい、しかし、石牢に入る人たちを止める手立てを見出すことはできませんでした。悔しいことは悔しいです。
ただ、大前さんや三橋さんのような望まれている答えをしないで、たった一言で石牢から引きずり出すことができるような修行が足りないのではないのか自問しています。
今は、皆目見当がつきません。
ところで、この小説のレビューにこういうのがあります。
・・

すらすらと読めるんですが、登場人物の描写も弱く、読んでて自分にはあまり実りがなかったというか?
ハードボイルド小説で、主人公の成長小説として読むのはありなのかもしれませんが、室町時代を舞台にした歴史小説としてみた場合はインパクトも弱かったですね。作品の印象度は低い。

好き好きの問題を論じても始まりませんが、この人はストーリーは読んでも書き手である垣根の中には入っていないということは分かります。
この人も一種の無知と傲慢の石牢に入っているのかもしれない。
改めて、垣根がいい作家だなぁと思ったのは、遊女芳王子を書いた部分です。続きで、少し読みましょう。

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2018.01.02 Tuesday

目が離せないアメリカのイラン転覆劇

前回、イランの反政府デモは、米欧とサウジをバックにしたMEKと断定した続きです。
マリャム・ラジャヴィは、イラン政府転覆を図る高名なイスラム原理主義集団のリーダーで、夫はMEK創立者、マスード・ラジャヴィである。
Maryam Rajavi (born Maryam Qajar Azodanlu, مریم قجر عضدانلو, on 4 December 1953) is the leader of the People's Mujahedin of Iran, an organization trying to overthrow the Iranian government. Rajavi is also the President-elect of National Council of Resistance of Iran (NCRI), based in since 1993. She is the wife of Massoud Rajavi.

MEK創立者マスード・ラジャヴィ。

MEKは、カルトの匂いがぷんぷん。カルトの特徴の一つは、女性信者が教祖に肉を献上することと思うが・・・

カルトと決めつけるのは、逆プロパガンダの可能性もあるので、慎重にしなければならないが、カルトだろうが何だろうが、次の映像でどひゃ〜。
アメリカ共和党アリゾナ出身マケイン。軍需予算獲得に最も影響ある委員会の委員長。脳にがんができて療養中だが、引退の可能性大。民主党が補欠選挙を獲るのではないかと共和党は戦々恐々。
ベトナム戦争で捕虜になり苦労したのは事実だが、戦争屋のロシア嫌いは彼のトレードマーク。プーチンは、ベトナムで捕虜になって頭がおかしくなったんだろうと皮肉。
ウクライナ・マイダン。アメリカが名付けた民主化平和的デモが、国務次官補ビクトリア・ヌーランドが仕掛けたネオナチを使った親ロシア大統領ヤヌコビッチ政権転覆クーデターだったのは世界周知の事実。マケインは勿論、大活躍。右の画像は、ウクライナ政権転覆主役ビクトリア・ヌーランドを書いたブログにリンク。
   
マケインがイランにも出演するのです。
マケインのこの映像は、2017年4月。トップの”イラン解放大会”が2017年7月。トランプのイラン・テロ国家名指し国連スピーチが9月19日。そして、前回見たキャンプの位置。さらに、イランの反政府デモがイラク国境に近い南西部の都市で発生していることから、嫌でも影の演出者が誰かわかります。
簡単な構図です。
もう少し、わからないようにできないものか・・・ネオコンに雇ってもらいたいものだ、大金で。
サウジアラビアが出してくれるだろうよ。

イスラエルも関与しているから、そうだな、大金の他に、このお尻もおまけにしてもらいたい。

Press TVはイランです。当然、プロパガンダ要素はあると思ってご覧ください。MEKがカルトなのは間違いないとは思いますが。

しかし、ここで終わってはいくら何でも面白みがない。あっ、マケインか。アメリカの得意の工作だじゃ、幅も奥行きもない。実に詰まらない。イランを勉強します。

ラジャヴィが死亡していると最初にウェブに書いたのが、メーディ・カーザリ(Mehdi Khazali)という人。この人がまた、大変な人で、宗教と政治が一体化すると碌でもないと正論を繰り広げるイラン政府批判の筆頭格。何度も収監されているし、大統領選に立候補しようとしても、資格なしと拒絶されてきた。

ちょとややこしくなります。カーザリに行く前に、この人を。シャーラム・ジャザイエリ。24歳で既に3,000万円以上のお金を持っていた若き起業家で、賄賂や何やらの罪を犯し、イランの最高指導者カーメナイに賄賂なのか何か知りませんが、35億円の小切手を送ったそうです。カーメナイの弟に16億円。そして、監獄に。27年の懲役刑。それが、2004年。そして、2007年2月。イラン当局が彼を護送中に逃亡したと発表。画像にリンクしたウィキペディアにそうあります。人の好さそうな顔をしていますが。

監獄に入っていてもパソコンを自由に使う優雅な生活で、護送中に逃亡したと云っても、007じゃあるまいし。とにかくウィキペディアでは埒があきません。
でも、いるんですね。おかしいと思って調べるジャーナリストが。そして、こう云います。
ジャザイエリ事件の最も怪しい点は、彼が、イランの由緒あるエリート官僚の子供たちとの密接な関係があることで、そこに根深い腐敗がある。メーディ・カーザリもその一人なのは疑いのないことだ。船舶を購入して2〜3人の別の人に売った、と。この英文に銀行や基金が出てきますし、Tomanというのは担保証券のことです。金融のさまざまな手法を用いて賄賂を隠すのでしょう。反政府の論客という表の顔とは別の一面がある訳です。
さらに、

But probably the most scandalous aspect of the case is the extensive connection of Jazaeri with the children of senior conservative clerics, commonly known as the “Aghazadehs”- which in Persian means the children of prominent gentlemen. This issue was so serious that soon after the corruption case was officially filed, the head of Iran’s judiciary stressed that he would pursue the violations of the children of senior clerics, and announced, “We would pursue the ‘Aghazadehs’ cases by starting our investigation with those closest to us,” [Javan, July 31, 2002].

At about the same time, an informed judiciary authority told Iran newspaper (May 1, 2002) that regarding the charges of having monetary connections with Mehdi Moghtadai (the son of Iran’s former Attorney General) and Mohammad Dorri Najafabadi (the son of Iran’s former Minister of Intelligence), Shahram Jazaeri has said that the son of another prominent official involved in the scandal was Mehdi Khazali (the son of a former member of the Guardian Council). The then secretary of Jamiat-e Motalef-e Islami party (Islamic Coalition party) Habibollah Asghar Oladi said the following in this connection, “The case regarding the son of Khazali is clear. He had purchased a ship and sold it to 2 or 3 separate buyers,” [see December 24, 2001]. At the same time, Mohsen Refighdoost too had spoken about an unreturned 330 million Toman debt that Khazali’s son had with Refah Bank, [see Hayat-e No, December 24, 2001]. Another “Aghazadeh” in financial corruption is Nasser Vaez Tabasi, the son of the head of Astan-e Ghods-e Razavi Foundation (who was also the principal suspect in another corruption case known as “Makaseb”), on whom Do-Kuh-e publication wrote, “After Astan-e Ghods-e Razavi Foundation had provided the guarantee/bail for the release of Nasser Vaez Tabasi from prison … ayatollah Vaez Tabasi’s son was making efforts to obtain the satisfaction of those who had complained about him and pay 7 Billion Toman to them,”.

・・・・・

さらに、の意味ですが、保守系メディアのプロパガンダは特筆もので、カーザリ等超エリートの子供たちは、国外介入者の手先のジャザイエリに騙された被害者であるとしたことだ。ジャザイエリの膨大な英国との電話代は、彼が海外工作員との接触を示し、彼が英国とフランスの銀行から借りたローンは海外との特別な関係を示している。さらに、彼がカタールの官僚と強い関係があることもわかっている。カタールはアメリカとイスラエルと繋がっているのは周知のことという別の情報もある、ということだそうです。

But perhaps the most scandalous of all was the propaganda that was being spread by the conservative press – as in the past – that Jazaeri was connected to “foreign” elements. This was done with the aim of making readers believe that those who had received bribes from Jazaeri were in reality victims of a plot concocted by foreigner enemies. In this light, an opinion piece published in Keyhan newspaper wrote that Jazaeri’s payments to some individuals through certain “third party intermediaries” strengthened the foreign-plot scenario in which Jazaeri had a mission from outside Iran, [January 24, 2002]. Furthermore, Javan newspaper viewed Jazaeri’s large telephone bill for conversations with parties in the UK, as “evidence” of his special relationship with foreign agents, [see January 29, 2002]. Jomhurie Eslami newspaper too viewed Jazaeri’s receipt of loans through a British and a French bank, to be proof that he had special foreign connections, [January 9, 2002]. A few days later, the same newspaper “presented new evidence” about Jazaeri’s foreign connection, which was that Jazaeri had been in contact with officials from Qatar, while Qatar had good relations with the US and Israel {Febryary 2, 2002]. It is bizarre that ayatollah Ahmad Janati, the secretary of the Guardians Council takes matters even further and says at a Tehran Friday congregation prayer that Jazaeri’s large wealth are “certainly suspicious because they could not be accrued without foreign or domestic connections,” .

The Hidden Half of Jazaeri’s Case

https://shahramjz.wordpress.com/2008/03/06/sha/

超エリートが堕落と腐敗で社会を壊すのは、世界中どこでも同じ。日本も同じ。エリートはお仲間集団。これも、どこの国も同じ。
垣根涼介という作家がいる。時代感覚に優れた人を描く作家だ。

誰もつかまなかった「きっとだれかがつかんでくれる」閲覧数だけは11,469、ダウンロード38なのだが。
ここに戻ろう。一人でも二人でも、持続させるために。
手取り足取りはしない。わかる者たちだけで鍛錬するだけだ。今日のブログもそのためである。

2018.01.01 Monday

アメリカのイラン政権転覆戦略:嫌になるが目が離せない

 

The mass demonstrations have gripped Iran since last Thursday, with thousands of people taking to the streets in a number of cities and demanding that government steps down and calling for the end to corruption.

アメリカの介入に間違いはないが、この年末の反政府デモは、極めて綿密に計画されたものと思われる。
昨年、6月にイラン議会と最高指導者アヤトラ・コメイニの寺院を狙ったテロがあった。
ISISが実行犯声明は出したが、それを疑う分析もある。画像にリンクを貼った分析は一読に値する。

 

1997年にアメリカ国務省がテロ組織と指定した反イラン民兵組織で最大のものにMEKがある。
Mujahedeen-e-Khalq (MEK) is the largest and most militant group opposed to the Islamic Republic of Iran. Also known as the People's Mujahedeen Organization of Iran, MEK is led by husband and wife Massoud and Maryam Rajavi. MEK was added to the U.S. State Department's list of foreign terrorist groups in 1997.
MEKは1960年代に結成され、1970年のイランのアメリカ大使館人質事件に役割を果たした組織であるが、その後紆余曲折があって、テロ組織と指定されてはいても、米欧がイランの政権転覆に利用しようとするにはもっとも使いやすい組織と言える。資金支援はサウジアラビアが主体で、社会政治的にはアメリカ、カナダが支持しているからだ。2017年9月19日、国連総会でトランプ大統領が、イランと北朝鮮をテロ国家と呼んだことで、米欧にとってMEK自体の位置づけが変わったことになる。
MEKについては、この文章で始まるGlobal Security Org.の記事が役立つと思われる。
US Secretary of State John Kerry used a visit to Albania on February 14, 2016 to thank the government for resettling members of the Iranian opposition group Mujahedin e Khalq, or MEK. Over the previous two years, Albania had taken in about 1,000 members of the MEK and had committed to resettling an additional 2,000, said a senior State Department official. Most lived in US-backed camps in Iraq. The US assistance included a donation of $20 million to the UN refugee agency to help resettle the MEK, said the State Department official. The US also provided Albania with security and economic development assistance, to help the country build up its physical capacity to house the refugees.
本拠地のアメリカが支援するイラクのキャンプの場所である。キャンプ・アシュラムも複雑なので画像にリンクしたウィキペディアをざっと読まれるとよろしいかと思う。

画像が見にくいのはご勘弁いただくとして、下のマップを見ると、現在のイランの反政府デモの位置づけがよくわかると思われる。
MEKの拠点キャンプは、バグダッドの北にある。青色の道路は、ユーフラテス川の西部をシリア政府が抑えたことによって、テヘラン(イラン)からバグダッド(イラク)を経由してダマスカス(シリア)、レバノンに兵器輸送の幹線が確保されたことを示す。イスラエルは、パレスチナのハマスを支援するレバノンのヘズボラを支援するイランが最大の敵である。

トランプ大統領のエルサレムがイスラエルの首都宣言は、日本に関係ないことではないんです。

2015年1月、安倍さんの中東訪問時に起こったISIS人質事件。その時、米・英のイスラエルを守るための中東戦略の一翼を担うとの意思表示をしました。遠くの出来事ではありません。否応なしに日本も組み込まれてしまいました。

2015.02.17 「米国の日本支配構造:その結果、今の安倍さんがある

一方、ISIS撲滅をシリア介入の理由とした米軍は、シリア政府とロシア政府の(ISはほぼ一掃されたから)シリアから撤退しろとの強い要求にも関わらず、引き続き駐留するとしている。兵士数2,000人。シリア内に13の急造基地を持っているが、その主体は、クルド支配地を意味する黄色部分のアル・ハサカ(AL-HASAKA)に駐留している。

昨年12月、アメリカCIA長官マイク・ポンペオがイラク戦線を指揮したイランの勇名を馳せるソレイマニ将軍に対して、「イラクにおけるイランの軍事行動はアメリカの利害を損ねるので止めろ」との公開レターを送った。

CIA chief Pompeo says he warned Iran's Soleimani over Iraq aggression」(DECEMBER 3, 2017 )

将軍は、受け取らず開封もしなかった。
この記事は、ポンぺオの意図に対するソレイマニ将軍のアメリカに対する回答。この回答は、ロシアを通じてシリア駐留の米軍に伝えられた。

IS掃討作戦は終わった。米軍のシリア駐留には我慢ができない。出ていけ。そうしないなら、出て行かせる。

メッセージを仲介したロシアは、「米軍に出て行けとは言わない。米軍の活動区域との識別を明確にしてクラッシュを避ける。しかし、イランは、米軍が駐在することで危険にさらされるシリア政権を黙って見ている訳にはいかないという明確な意志を持っている」と。

ソレイマニ将軍のメッセージは、「アメリカはこれまで経験しなかった手ひどい攻撃を受けることになる」というものなので、もしかすると、1983年にベイルートで大使館が襲撃され63人が死亡した事件に続き、米軍駐留宿舎が襲われて241人の死者を出した事件(前投稿)に匹敵するような”2018アル・ハサカ”(シリア北部の米軍駐留地一帯)事件が起こるかもしれないという不吉なものである。

シリアから米軍が撤退しない理由が、1)あくまでも支援するクルドを独立させてシリアを分割する、2)イスラエルを守るためにシリア政府に圧力掛け続ける、3)イラン政権を転覆する、という三つの目的のためというのが明らになった。反政府デモによる政権転覆は、2011年のシリア、2014年のウクライナで使った手と全く同じパターンです。

イランは、それを十分承知しているのが、今日元旦のルハーニ首相の声明でもわかります。

しかし、アメリカもかなりの時間を掛けて準備してきたのがわかります。簡単に決着のつく話でないようにも思います。
一体、どのようにしてイラクやシリアの二の舞になるのを防ぐのか。
2018年が、さらなる混乱の世界になるのを予兆させる新年の幕開けです。
混乱に歯止めをかけるにはロシアの動きが鍵の一つになりますが、ロシアも3月の大統領選、6月のサッカー・ワールドカップに対してアメリカの妨害工作が露骨になってきました。アメリカの地球儀一杯使った軍事作戦と共にスポーツの世界から揺さぶりを掛けるアメリカ以外にはできない一大戦略には、嫌になりますが見ごたえのあると感心する自分もあります。
サッカーワールドカップとドーピング問題については、改めて書くつもりです。
2017.12.22 Friday

朝鮮半島の米韓日大軍事演習は中国狙いだった:安倍さんは知らないんじゃないですか?

外交や軍事行動に関して安倍さんが一体どこまで知っているのか疑問に思う。誰かに指示されたようにしているだけという疑いを拭い去れない。

I always wonder how much Mr. Abe knows what he is doing for diplomacy or military action. I can’t get rid of my doubt that he just does what he is told by someone else.

例えば、誰もが不思議に思った理由で9月28日突然衆院を解散して10月22日に選挙した。
その日程が中国共産党の第19回全中会日程と重なっていたのを知っていただろうか?

For instance, Mr. Abe suddenly dissolved the Lower House on Sep. 28 with no clear reasons for a snap election on Oct. 22.
Did he know its schedule overlaps that of the 19th CPC national congress?

米軍が指揮した10月17日からの大規模な米韓日軍事演習が、10月18日の全中会で金主席の再任指名をめちゃくちゃにするためだったことを知っていただろうか?
Did he know the massive military drill off Korean peninsula led by the US starting from October 17 was to make a precious mess of the national congress with Mr. Xi's nomination on October 18?

誰かが、海洋条約裁定を蒸し返すためにスカボロ環礁かどこかでフィリピンを使ってくると思った。というのは、マラウィのテロとの戦いで米軍との協力したこともあってデュテルテ大統領の米国に対する外交姿勢が揺らいでいるのがわかったからだ。

I thought someone would use Philippines around Scarborough shoal or somewhere to dredge up the UNCLOS arbitration because I noticed the sway of Mr. Duterte’s diplomatic stance for the US through the mutual military cooperation for the battle of Marawi.

私は、誰かが自衛隊戦闘機を撃墜するのではないかと心配した。2015年11月、ロシアの爆撃機Su-24がトルコのF-16に撃墜され、どっちが正しいのかわからない領空侵犯でロシアを非難した事件を知っているからだ。

I was afraid that someone would shoot down a Japanese fighter jet as we saw in Syria where Su-24 bomber was shot down by Turkish F-16 to blame Russia for unverifiable airspace incursion happened in November, 2015. 

正直なところ、その戦争戦略に気付いたのが10月14日で、フィリピン沖で発生した台風が南シナ海と東シナ海に来るよう祈った。そしたらそうなった。

To be honest, as I realized this war strategy only on October 14, I prayed for the huge typhoon originated off Philippines to take the course to cover SCS and ECS. And it did.

安倍さんが誰かが立案したこのようなゲームプランを知っていたとは思わない。

I don’t think Mr. Abe knew this kind of game plan someone had made.

日本メディアで安倍さんが中国との関係改善を望んでいるらしいというのは知っているが、彼が日本の国益のための確たる外交方針があるとはとても思えない。
I know from Japanese media that Mr. Abe seems to want to improve the relationship with China but it is hard for me to believe that he has his own principle for diplomacy for the benefit of my country.

こんな話をお聞きになったことはないと思います。
Facebookで、戦争止めるぞ、と叫びました。「当たったら大変なんだ。外れたら勝ち。当たったら負け」と。呼応してくれたのは10数人。中には、アメリカ議員何人かに”止めてくれ”とメールをしてくれた人もいましたが、ほとんどは、なんのこっちゃてなもんでした。祈りました、本当に。台風が来て演習できなくしてくれるようにと。
読んでも信じないでしょう。私は、何とか反対運動しているのじゃないです。戦争止めようとしたのです。
これが、全中会の日程。中国共産党の5年に一度の代表会議。18日には習金平主席の再任が決まることになっていた。
この日程が衆院の解散から選挙と重なっているのは事実ですね。

18日当日でも前日夜中でも、米韓が北朝鮮を攻撃したり、監視に飛行している中国の戦闘機が撃たれて撃ち返したり、誰かが自衛隊機撃ち落として、中国がやったと言ったら世界は騒然となります。アメリカメディアが、騒げば世界世論がそれを信じてしまう例は腐るほどあります。格好良く言ってますが、アメリカのソフトパワーというものの怖さです。
全中会続けられますか?
北朝鮮を抑えきれなかった習金平に対する非難が湧きあがりませんか?
習近平の指導力が問われませんか?
中国内部の反習金平一派が騒ぎ出しませんか?
安保理常任理事国同士の力関係に影響しませんか?
ロシアと協力関係にあるロシアに対しても非難が湧きあがりませんか?
全中会を混乱させるメリットは、アメリカにとって大きいと思いませんか?
選挙中の日本も、直ぐに憲法改定です。9条はなくなるでしょう。
辺野古反対運動など、直ぐ潰されますね。反対もしにくくなる。
今よりも厳しい戦費調達予算編成になります。社会保障は削られ、医療負担は増え、税金は上がります。「日本を守れ〜」の風潮が一気に出来上がります。
安倍さんにとってメリット大きくないですか?
事を起こす動機になりますね。十分すぎる動機です。
じゃあ、どうやって事を起こそうとするか。方法です。
これは、ご存知ですね。空母打撃陣(Carrier Strikes Group)は、駆逐艦、巡洋艦、その他を引き連れ、戦闘機の離発着で攻撃する態勢です。演習と言ってますが、何時でも戦争できます。原潜まで。

民間のCIAと呼ばれるシンクタンクが定期的に米海軍がどこで活動しているかを教えてくれます。
左が空母打撃陣、右は、水陸両用戦軍団です。

そして、これが、空母打撃陣の航跡と配置。ルーズベルトが、ペルシャ湾からインド洋を通って来ました。

韓国軍兵士30万人、アメリカ兵士約2万、加えて自衛隊。
北朝鮮、中国が動けば、何が起こるかわかりません。
気付かなかった人は心配しないでしょうが、全中会の重要性と大規模演習、そして、衆院選挙の日程が重なったことに気付いたら誰でも心配したでしょう。
神風が吹いたんです。
南シナ海から東シナ海に、ぴったり。演習台無しでした。
私が一番したのが、尖閣上空で監視にきた中国の戦闘機を領空侵犯と言って米軍が自衛隊に撃たせるとか、米軍が自衛隊機を撃って中国の所為にするとか、アメリカはそういうことをやるので心配しました。
嬉しかったですよ。演習台無しだなと。取り敢えず、難を逃れたな、と。

でも、みなさん、信じませんね。
私は、心配ばかり。
2012年にフィリピンが南シナ海の中国の主張する9ダッシュラインの無効を訴え、自国の主張する環礁が領土とする裁定を海洋条約機構(UNCLOS)に求め、その裁定が2016年7月12日に出て、フィリピンの主張を認めました。スカボロ環礁はフィリピンが提訴するまでは漁民同士のいさかいはあっても互い漁をしてましたが、フィリピンの提訴に怒った中国がフィリピンをシャットアウトしました。アキノ大統領からデュテルテ大統領に代わって事なきを得ましたが、その時は空母打撃陣が二セット張り付きました。
三セットというのは、東シナ海、南シナ海の両方で事を起こすことができる陣容です。
UNCLOS裁定の時も、戦争を止めようと必死でした。この時は、3月から空母が南シナ海を離れた8月まで緊張のしっぱなしでした。
しかし、5月に一本ブログ書いただけで、後は、中国のグローバルタイムズで他のアジア人向けに戦争を止めろ、と、中国にASEANとの外交をちゃんとしろなどと投稿しました。戦争起こってしまったら、憲法改悪などあっと言う間です。今だって、既に戦時体制政策(社会保障費削減、医療費負担増、税金引上げ、公共料金引き上げ、軍事費増加等々)になっていますが、それも、もっと厳しくなります。
その時のFacebookです。空母打撃陣が帰途に就く前、中国がある地域で軍から住民に避難命令が出ました。左側に赤丸がありますが、そこに水陸両用戦軍団がいました。何事もなかったですが、ハラハラしました。

この際、南シナ海もちょっと見ておきましょう。台風に邪魔されて、アメリカの目論見は失敗に終わりました。でも、しつこいですから、今後のためにも。

南シナ海というと中国の人口島ばかり話題になりますが、全体ではこういう状況です。埋め立てないで標識を立てるのをPostと言いますが、一番多いのはベトナムです。

私の予測は正しかったと思います。
ここからその検証に入ります。
1)全中会を境に態度の変化
トランプの訪中時でも、アメリカは中国に対して北朝鮮にもっと圧力を掛けろと注文を付けてました。中国は国連安保理の北朝鮮経済制裁のアメリカ提案にその通り賛同しました。
アメリカに気を遣っているな〜と思ったのは、9月のシリアのケミカルウェポン事件で、米英仏はアサド政権非難安保理決議をしたしたのですが、それまで否決していたのが、一転して棄権に回ったのです。ケミカルウェポンはアサドが使った訳ではないので、ロシアは一貫して拒否権行使しましたが、中国が棄権した時はちょっと驚きました。どちらかと弱腰的な中国が、10月18日に習金平再任になって最初に人民軍に出した指令が、「常に、臨戦体制を採れ」でした。
2)アメリカに対する断固とした対決姿勢
北朝鮮のミサイル発射と核実験の国連経済制裁提案にロシアと中国は、ダブル・フリーズという「北は核実験もミサイル発射も止めろ。同時に、米韓は大軍事演習で挑発するのも止めろ」という提案をしていましたが、米英仏の反対で陽の目をみることはありませんでした。そして、11月29日の北朝鮮の米本土に届くというミサイル発射になりました。実は、このミサイル発射の報道ではグローバルタイムズの報道が最も遅かったのです。そして、出たのは発射だけを報じる淡々としたものでした。
ところが、アメリカの国連大使ニッキ・ヘイリーの発言に対する反応がこれまでなかったものでした。

日本の報道にはありませんでしたが、中国は、4月と7月に、かなり強いメッセージを送っていました。「北朝鮮が米韓を攻撃するなら中国は中立を守る。しかし、政権転覆を図ったり、38度線を超えたら、中国に対する戦争行為とみなす」というものでしたが、このニッキ・ヘイリーの言葉に対しての反応は、これまでとはまったく異なるものでした。
朝鮮半島で戦争が勃発する可能性が高まっているいるが、中国が決める訳じゃない。国連安保理でアメリカにも北朝鮮にもどっち側にもつかない独立の立場で理のある解決策を求める。何が起ころうと中国は正面から受けて立つ。中国は国益を守るための備えは十分している。中国は誰にも何の借りもない。他国はこれを肝に銘じて欲しい。

The possibility of a war on the Korean Peninsula is rising and it is not decided by China. China's strategy should be maintaining its independent stance and principles, pushing the UN Security Council to craft the most reasonable policy and refusing to yield to either sides' extreme requests, be they from Washington or Pyongyang.

China will face whatever comes next. Beijing is fully prepared to use its prowess to defend its national interest. China owes no one anything, and other countries must know this.

「US, NK should not make China scapegoat」(Global Times Published: 2017/12/1)

北朝鮮問題はすべて中国の責任としてきたアメリカに堪忍袋の緒が切れたという完全な開き直りです。
このヘイリーの発言にはロシアの外相ラブロフも、「どういうことだ。具体的に云ってみろ。それによってこっちにもこっちの都合がある」という激しいものでした。
そして、ここからアメリカに対する遠慮がなくなって、シリアに対する経済支援を公言しました。兵士も送るような情報が流れましたが、それはしないようです。Belt & Road(一帯一路)で、早くもシリアからテヘラン(イラン)を通って中国に鉄道をという気の早い話も出ています。

3)決定的なのは、トランプの新安全保障戦略”アメリカ・ファースト”
字幕なしで恐縮ですが、前日、ファイナンシャルタイムズの速報でトランプ大統領がスピーチをするのがわかっていたので聞いた時の感想をFacebookに投稿しました。
就任から11か月で、ヒラリーが大統領になっていたらやっていただろうスピーチだな、これは。結局、1)軍事力で同盟国を守ってやるから金出せ、2)ロシアと中国はライバル、3)イランと北朝鮮は、改めて敵と宣言。これは民主主義という価値?を全面に出して、アメリカに従わない国は政権転覆する全くのネオコン路線。
この人には、元々外交政策などないからこれまではどっちに向かっているのかさっぱりわからなかったが、これで、はっきりした訳だ。

トランプの安全保障戦略スピーチに対する中国の反応(12月19日)。グローバルタイムズの論説は、中国政府の代弁です。 

トランプは中国とロシアを、アメリカの力、影響力、及び利害にチャレンジしてアメリカの安全保障と繁栄を侵食する修正主義国と決めつけた。
He defined China and Russia as "revisionist" countries that "challenge American power, influence, and interests, attempting to erode American security and prosperity." The document also pillories China for seeking to "replace" the US in Asia and claims that China "expanded its power at the expense of the sovereignty of others."
テキストには中国が33回も使われ、ほとんどが耳障りなレトリックに虚飾されているものだ。
In the document, the word "China" occurs 33 times, mostly couched in harsh rhetoric. 

トランプが中国・米国の経済関係を薄め、軍事対立関係を強めると云うなら、そうすればいい。東アジア諸国はアメリカに附いて行くことはないし、嬉々として道具に使われることもないと思っている。
If Trump wants to dampen China-US trade and intensify military confrontation, then let him just try it. We believe East Asian nations will not follow the US, nor are they ready to serve as its tool.

トランプのスピーチは語るに落ちたもので、これで、全中会狙いだったことはわかりますね。
それから、このブログの冒頭は、中国のグローバルタイムズに投稿したものです。私は、警戒されてもいるので、掲載されないかもしれないと思ってましたが、今チェックすると載せてました。知る限り、こんなことを書いた人はいません。何年か後になれば、誰かが書くでしょう。記事は、安倍首相が中国とより強い関係を望んでいるのは確かなのだが、信用していいものやらというものです。
トランプがネオコンに屈したというのは、私だけが云っているのじゃないです。ネオコンを知る人なら誰もが思うことです。このタイトルはネオコンの勝利?です。リンク貼っておきます。

また、ネオコンと云っても知らない人も多いので、過去ブログの一節を紹介します。

ネオコンの世界戦略

1)一極支配のために軍事力を増強し続けます。米国の軍事費が世界他国の軍事費の合計よりも多いという事実がそれを示しています。
2)経済戦略は、ウォールストリートの“欲の経済”の世界標準化、いわゆる“市場原理主義(新自由主義)”で世界の富を収奪することです。
3)世界の不安定化による紛争は、米国の軍需産業に限りなく利益を与えます。ネオコン官僚と軍需産業とウォールストリートから資金を貰うネオコン政治家は、常に紛争の種を撒き散らします。それが、他国への際限なく続く介入です。日本は、もっとも介入し易い他国のひとつです。

この三つを頭に叩き込んでください。

その上で、この現実を見てください。


日本に米軍の基地が大量にあり、兵士も5万人います。日本の情報はどんなこともすべて筒抜けです。メルケルさんの電話が盗聴されていた事実を考えれば誰でもわかる筈です。 日本が、いくら軍備を拡張しても、日本会議に踊らされて安倍さんがいくら戦争しようとしても、米国の許しがなければできません。そして、東京裁判を非合法と責める相手は米国であるにも関わらず、仮想敵国にもできない実態を知っている筈の日本会議というのは、実に矛盾ですが、これを米国ネオコンの立場から見ます。

ネオコンから見る”日本会議”のメリット

“日本会議”もネオコン同様、“中国脅威論”を煽ります。 その結果、自衛隊が装備を充実化させて軍隊になり、兵士も増やします。米国に指図されて(安倍さんは米軍の指揮下に入ることはないと抗弁していますが、嘘です。)ネオコンの紛争創出の場に駆り出されます。これまで、米国を敵視してきた国々は、日本も敵視します。その結果、ネオコンの戦略である紛争の数及び地域が拡大する可能性はうんと大きくなります。

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